仙台市の隣、名取市閖上地区を友人の案内で訪ねた。
2011年3月11日、東日本大震災でこの地区は大津波に襲われた。
ここを訪ねた日は晴れ、海からの風が心地よい日だった。
あれから2年3か月近く経過して、がれきの処理が一部で続けられていたが、一面が廃墟となっている。
大型トラックが仙台市内などからこの地区にひっきりなしに行き交い。復興が始まってはいる。
(根元から折れた鉄柱がそのまままにされていて、無残) (閖上港周辺には漁船?の残骸)
大津波被害のツメ跡があちこちに残る。鉄筋コンクリート造りのかまぼこ屋さんの建物、お寺、墓、小学校の跡。365度見回すが、まだ新しい建物がすぐに建てられる気配はなかった。
この地区は多分埋め立てて造成された新興住宅地だったに違いない。
自宅を失った人たちは途方に暮れているはずだ。
津波の怖さを改めて思い知らされた。