30度を超す暑さなのに、やはり本当に好きなのだろう・・・
顔や腕に日焼け止めクリームをたっぷり塗っていつもの場所に昼前から釣りに出掛けた。
到着すると、先日グレやハギが良く釣れた場所をはじめ、いつもは多くの釣り人で賑わうポイントには人がいない。
これはラッキーと思い、先日良く釣れた場所に陣取り、仕掛けをいつも通りにして釣り始めたのだが全く魚信がない。
まぁ、潮の流れが変わり、そのうちに釣れるだろう・・・と思いながら気長くのんびりと竿を出すのだが・・・・1時間経っても、2時間を過ぎても全く浮子に反応がない。
エサはどんどん残り少なくなってくる。どうしたことだろう?いつもだったら隣や周辺に馴染の釣り友達がいて、いろいろと話し合いながら釣るのだが、誰もいなくなったポイントで一人ぶつぶつ独り言を言いながらエサを付けている自分がいた。
釣り始めて2時間半が経過した。クーラーの中には何も魚がいない。こんなのは珍しい。エサを見ると残りがほとんどなくなっていた。
外勤のサラリーマン風の人が訪れ、声をかけてきた。「如何ですか・・・?」「きょうは全然だめです。ボウズです」
その方は、気分転換にここに来てみたということだが、私が何も釣っていないのを確認し、ほどなく帰ってしまった。その人曰く、きょうは街中にいるよりは、海の方が気分的に涼しいとのことで、ここでは良い風が来るのでエアコンはいらないと話していた。
これまでの釣りでボウズは珍しい。3時過ぎ納竿し道具を車に入れ、帰路に着いたのだが、妙にいつもと比べ元気がなく、車のエアコンがフル運転されていた。
やはりボウズというのは寂しいものだ。この写真は先週7日のもの。