いつもの時間よりやや遅めのウォーキング開始、辺りの空は暮れて暗くなっていた。
センター試験を終えて帰宅中の近所の高校3年生にたまたま出会う。『どうだった~?』『難しかったです』
テニス部に入っていただけあって、日焼けした顔が苦笑いした。『まだ明日あるのだからがんばってねっ!』
笑顔で返した。
その後、大学の校門付近を歩くと、受験生たちが真剣な顔をして出て来て電停へと向かっている。中には自家用車で迎えに来ている親の車へ入り、ニコニコする生徒や黙っている生徒など様々な受験会場付近だった。
私たちの時代にはセンター試験はなく、各大学の受験会場へ向かいそれぞれが試験を行うシステムだったからそれは大変だったことを思い浮かべていた。
あれからもう半世紀近く。受験シーズンになると、コツコツ勉強しておくことの大切さを痛感する。
ところで、きょうの日本史Bの試験に手塚治虫の漫画の一場面が掲載され、近代史、現代史を扱った問題があるというので、実際に問題を解いてみたが、たった1問しか正解にならなかった。
大学入試はやはり難しいというのが実感だ。