きょう6日は秋の節分。あすは立冬だ。
秋の空を見上げると、まん丸い(正確にはあす7日夜が満月)月が、数分おきに雲の間から顔を見せ、きれいだ。
立冬の声を聞くと寒い感じがするのだが、ある気象予報士によると"今年は暖冬"になる可能性が高いということ。
寒がりの私はその予報が当たると嬉しいのだが・・・と密かに期待してみたり。
すっかり秋の深まりがわかる季節になって、温州ミカンが東京市場に届けられ初セリがあったという事だ。
その温州ミカンを、知り合いからいただいだき食べてみたのだが、なんと今年のミカンは甘い。
その昔、(私が子供の頃)はようやく今頃、"アオギリ"の酸っぱいミカンが出始め、正月頃に黄色く色付いたミカンがこたつの上を飾るのが普通だったが、今は違う。これから2月末ごろまでは、いろいろな品種の柑橘類がでてくる。
なにせ品種が多くて、いまだに覚えられないのだが、それぞれの品種の味は記憶には残っている。
今日の一枚は、万葉植物園にあった大昔の"橘"というミカンの親?ともいわれる木の写真。ここでも橘の実が黄色く色付いていた。 (クリックで拡大)
※橘の木に色付いている実(ミカンのルーツらしい)は、直径2〜3センチと小粒。味は不明。