無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

エコ有機農業でタマネギ・ニンニクの育土(1)

2009-09-16 23:21:55 | 自然栽培で自給できる想い
本日、


今日は、タマネギの植え予定地に珍しく有機物を施用した。
というのは、3つも失敗があってそれをチャンスに変えようと思ったからだ。

1)今年のタマネギ・ニンニクは、いつものように自然農で育てたところ、例年以上の低生長だった。
具体的には、春先の天候不順で玉の肥大が少なく、欠株も多かった。

2)不耕起のためハタネズミのすみか・繁殖地になり、他の野菜に被害が出そうだったので、耕すことにした。

3)今まで、自然農や無肥料栽培を研究してきて、はじめて家庭菜園するには高度過ぎる場合があるため、導入として「エコ有機農業」を研究したいと思っていた。

つまり、今回いろいろ重なった失敗を機に、新たな試みの機会だと思ったので、以前からやってみたかった「エコ有機農業」で、タマネギ・ニンニクの栽培を挑戦した。

「エコ有機農業」とは、私の造語で単に有機物を投入する農業ではなく、
①持続可能で、②生物多様性、③美味しい野菜作りをテーマにしている。

それは、肥料に依存せず栽培する自然農、無肥料栽培で野菜が育ちにくい場合限りに、身近な有機物を極わずか効果的に使い、環境を整え数年後自然農・無肥料栽培も可能な土壌に育てる方法です。

実際に、タマネギ・ニンニクが育ちにくい場合、以下の点に気をつけるといいと思います。
①植える時期が適切か?
②化学肥料農薬で育った苗や種イモを使っていないか?
③タマネギ・ニンニクが育ちやすい土壌か?


今年、見直すと植える時期が遅かったのかもしれないと思いました。
それに、苗や種イモと土壌のバランスがとれていなかったかもしれません。

今回、ニンニクは、1か月前にクン炭をちょっと撒き、耕やしてみました。
そこに、去年よりも10日早く植え付けてみました。


去年は、耕さない土に、ニンニクを植えたあと、米ぬかを少し補いました。
今年は、そこに3割程度油粕も混ぜて補いました。


今年の春先に、ニンニクの玉の肥大期に、草が伸びてしまい草負けしてしまったので、今年は踏み込み温床の壁に使ったワラを敷きました。


以上3点の改善の成果は、来年6月の収穫時にわかります。

明日に、つづく

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