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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾の9月(シャロムヒュッテにて)

2009-09-20 14:04:00 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
連休の3日連続の農的ワークショップの仕事も終わり、遅ばせながら報告させていただきます。


19・20日は、大型連休の中長野県安曇野市穂高にあるシャロムヒュッテで毎月の1泊2日の自然農のワークショップが開催れました。

田んぼの稲も穂が垂れてといいたいところですが、
今頃古代米の緑米は、花を開花させ、お米の生長はお米によってずいぶん違うなーと思いました。


田んぼの脇の畦(あぜ)では、畦豆(大豆)が実をたわわに実らせていました。
畑育てた大豆に対して、約2倍以上の200個のサヤが実っていました。


自然農では、「持ち込まず、持ち出さず」の原則があり、
できるだけ野菜の種を取る(自家採種する)ことにしています。
今回は、ズッキーニ、ナス、カボチャ、インゲン、食用ホウズキなど多彩な種子を自家採種しました。


畑のワークでは、畑に咲いていたレタスが種をつけていたので、
そのまま畑に蒔いてみました。


その他、ホウレン草をはじめ野沢菜、大根など冬野菜の種蒔きもしました。


自然農では、草や野菜が育たないときに限って、米ぬかや油粕を補うことはしますが、基本的に無肥料で野菜やお米を育てます。

それができるのも、草をすべて除かず、根を残して刈って敷くことによって、
ミミズをはじめ多様な生物が生命(いのち)の営みを繰り返すことで、
土はフカフカに団粒化、豊かになっていきます。

何もしないこと、放任することが自然農ではありません。
野菜の生命、草の生命、虫の生命に感謝して、少し手を貸すことで、野菜やお米が自然に育つ手助けをし、育つ勢いが強くなってきたら、手を貸すことをやめます。

自然農の営みは、昔の里山に似ています。
ただ放っておく山ではなく、山の下草を刈り、落ち葉を掃き集め、
山菜を取り、薪を拾い、自然と共に生きる知恵があると思います。



◆◇◆10月14日から始まる冬の家庭菜園講座(NHKカルチャー)のお知らせ◆◇◆

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


無農薬自然栽培の基本から、毎月育てる野菜をテーマにレクチャーします。
畑の疑問・お悩みにお答えする時間もあります。
10/14-玉ねぎの植え方、サツマイモの収穫・保存、麦で土作り
11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方
12/9-有機肥料・補間資材の作り方(クン炭・ボカシ肥)、一年のまとめ(復習)


一日講座(10/3(土)13:30~16:00)は、 こちら↓
コンパニオンプランツで育てるイチゴ栽培
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_516004.html


イチゴの他に、ニンニク・ハコベ・ペチュニアを一つのプランターで無農薬栽培で育てます。
もちろん、ミミズも飼います。毎年イチゴプランターを増やしていける持続可能なプラン―栽培法です。

お誘い合わせの上お申込み、よろしくお願いたします。

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