無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

蕎麦の種を蒔く

2010-08-09 10:28:00 | 自然菜園スクール
本日、時々

何日ぶりの雨だろうか?今朝起きて、地面が水みずしく濡れていたことに感動しました。
昨晩の内にが降ってくれたらしい。
10日以上もまとまった雨がなかったので、畑では待ちに待った雨でした。


この実(種子)は、「蕎麦」です。
昨日は『Azumino自給農スクール穀物コース』で、蕎麦蒔きをしました。
『Azumino自給農スクール穀物コース』では、身近に育てやすい米・小麦・大麦・蕎麦・エゴマ・大豆・アマランサス・タカキビの栽培を体験学習できます。

蕎麦は、とても栽培は簡単で、誰でも育てることができますが、美味しい蕎麦をそこそこ収穫しようとすると途端にコツがいるものです。

というのは、
美味しいソバ栽培には以下のコツがあります。
1)在来種の蕎麦がおすすめ(美味しく、育てやすい)
2)乾燥しやすく、痩せている農地
3)標高が800~1000mと寒暖の差があり、霧が立ち込めやすい農地
4)無肥料栽培(肥料が多いと味が落ちやすい)
5)天日乾燥で、水分量を15%前後に調整する


つまり、蕎麦に合った適地で自然に育て、刈り時を逃さず、天日乾燥で追熟させることです。


今回は、友人の好意で手押しの播種機を使用しました。
(※最初は基本を学ぶために、1列は鍬で手蒔きしました)
この播種機は、修行時代に使ったことがあり、購入すれば5万円くらいで購入できます。


連日の晴天続きで乾燥していた土だったので、播種機が浮かないようにしっかり押さえながら押しました。

この播種機は、蒔く種に合わせて専用のベルトがあり、今回は小麦・ソバ兼用の4・5粒蒔きのベルトを使いました。


蕎麦の蒔く量は、農地の肥え加減で変わります。
1)痩せ地は、多めに蒔く。
2)肥えている場合は、少なめに蒔く。


今回は、痩せた標高850m位の元田んぼに、30cmの条間で密に、在来種の蕎麦を4.5リットルほど蒔きました。


蕎麦を蒔いた隣では、大麦を収穫後蒔いた小豆が奇麗な黄色い花を咲かせていました。

今年採れた蕎麦は、蕎麦打ち名人を呼んで蕎麦打ち体験教室を開きみんなで美味しくいただこうと思います。


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≪横浜教室の生徒募集開始≫


今年も横浜で、無農薬・自然栽培で育てるエコ菜園プランターでのイチゴ栽培講座を行います。

通年エコ菜園プランターコースも同時開催します。

自宅に居ながら、プランターの中で自然栽培してみませんか?
コンパニオンプランツやコンポストミミズを共生共存できる仕組みや、なぜ水やり程度で野菜が育つのか、自然栽培の仕組みを学べる講座になっております。

よろしかったら、横浜でお会いできること楽しみにしております。

9/26、27 無農薬・自然栽培のイチゴプランター講座 募集要項(2010)
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=730868


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