無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

屋根裏の日本みつばちを巣箱に移す

2010-08-11 07:00:39 | 日本みつばち
本日、ときどきらしい。

昨日はまとまったが降り本当に嬉しかった。
久々の長雨だったので、いつもの地元種屋さん「つる新種苗」 http://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/
に夕方閉店ギリギリに白菜、緑肥などをまとめ買いに行ってきました。

つる新さんには、固定種や地方在来種や珍しい種子がたくさんあり、毎回いろいろ教わりながら購入させていただいております。
ネットからもご注文ができますが、会話をしながら買うのが好きなのでついつい通っています。

その後、映画『ミツバチの羽音と地球の回転』http://888earth.net/index.html
の特別試写会に行ってきました。
電気を使う人や、持続可能なエネルギーに関心のある方は、山口県の祝島の原発反対運動にドキュメントやエネルギー先進国のスウェーデンの持続可能な社会作りを映画を通してみることができます。

松本での上映は、Mウイングで来年の1月15日(土)に開催される予定です。


ミツバチの羽音といえば、先日近所のお宅のリフォームの際に、殺虫剤で殺されそうな日本みつばちの救出作業を行いました。

写真のように、台所の屋根裏に立派な中規模の日本蜜蜂が巣を作っていました。
友人からの電話で、あわてて駆けつけての仕事でした。


いろいろ検討した結果、掃除機をで蜂をまず避難させてから蜂蜜を取ろうということになりました。


掃除機の途中に友人自作のバケツスポットを作り、
吸い込まれた蜂がここに一時的に貯まる仕組みです。


捕獲した蜂は、バケツから重箱式の巣箱に移して様子をみました。


残念ながら、大変な思いをして移した日本蜜蜂でしたが、今回は日本蜜蜂の捕獲にはどうも失敗だったようです。
翌日、元の自然巣の跡地に日本みつばちがほとんど戻っていました。

再度、巣箱に入れましたが、野生の蜂を命を損なうことなく捕獲するにはもっと技術と経験が必要だと思いました。

日本みつばちは、貴重な在来の蜜蜂です。
人間が食べる作物の多くは、ミツバチを中心に多くの虫の活動によって受粉され実をつけることができています。

できれば、自然巣はそのままに地域の財産である日本蜜蜂を見守り、付き合っていきたいもんです。
今回のように、殺虫しなければならない状況下では、女王蜂を傷つけないように避難もしくは、捕獲が必要になってきます。


日本みつばちは、本来刺さない付き合いやすい蜂です。
最近はめっきり数を減らし、貴重な生態系の一員です。
農業をし、家畜を飼い、日本蜜蜂と付き合うようになって、生命の有難さ、はかなさ、つながりを実感する毎日です。

たまには、自然の中に入って、深呼吸し、耳を澄ますといろいろな生命の音が聴くのもいいかもしれません。


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≪横浜教室の生徒募集開始≫


今年も横浜で、無農薬・自然栽培で育てるエコ菜園プランターでのイチゴ栽培講座を行います。

通年エコ菜園プランターコースも同時開催します。

自宅に居ながら、プランターの中で自然栽培してみませんか?
コンパニオンプランツやコンポストミミズを共生共存できる仕組みや、なぜ水やり程度で野菜が育つのか、自然栽培の仕組みを学べる講座になっております。

よろしかったら、横浜でお会いできること楽しみにしております。

9/26、27 無農薬・自然栽培のイチゴプランター講座 募集要項(2010)
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=730868
コメント (4)
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