無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

タマネギの育苗始まる

2010-08-30 22:15:46 | 自然菜園の技術 応用
本日、、ところにより夕方
今年もまたいろいろな固定種のタマネギの種を買ってしまいました。
タマネギの自家採種は、難しくまだまだ未熟


今日は、かねてより準備しておいたところに、クン炭を撒きました。
クン炭とネギは相性がよく、最近はタマネギの苗床に浅く馴染ませるように撒いています。


1m×10mの苗床を2本作りました。
板を使い、平らにならし、苗が揃うように調えておきます。


種子を蒔く溝も、同じ板をつかいます。


一昨年初めて自家採種できたタマネギの種子も蒔きました。


ここからがタマネギの苗を育てる上でとても重要なポイントに入ります。
蒔いた種が隠れるようにしっかり土を種の上からかけます。


これが最も大切なことです。
種を蒔き、土を被せた後、しっかり鎮圧するために足袋で踏みます。

ニンジンもそうですが、タマネギの苗作りで最も難しいのが、発芽です。

長ネギや葉ネギは発芽しやすいのに、タマネギをしっかり発芽させるのは意外と難しいのです。

発芽させるポイントは、種蒔き後、湿度を一定にすることです。
そのために、種蒔き後、しっかり鎮圧します。そうすると土は乾きにくく、一定の湿度を保ち、種の発芽が揃います。


さらに残暑の乾燥を防ぐため、草を抑えるためにもみ殻を被覆します。
いつもの年はそのまま発芽までなにもしません。
今年は、極度に乾燥した土だったので、もみ殻の上から灌水をたっぷりして発芽まで水をかけません。
発芽するまで待つのが発芽させるポイントです。
水が多すぎれば、種は呼吸できず溺れます。
水が乾燥したら、枯れてしまいます。


無事、タマネギが発芽してきたら、たっぷり水をあげます。
タマネギは、なぜかまだはっきりわかりませんが、水が切れると苗の育ちがわるくなります。

自然栽培におけるタマネギの自家採種と、タマネギの育苗は、まだまだ研究の余地がたくさんあります。


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コメント (2)
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