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本日、。
昨日のうちに、野良仕事しておいてよかったです。
今日起きたら、一面真っ白。15cm位は一晩で積りました。
昨日(雪が降る前)、非常に珍しく苦土石灰を使った荒治療に入りました。
自然観察を基本に自然農法を勉強してきましたが、最近土壌分析も勉強し始めました。
というのは、全く畑でなかった場所を農地にした際に、いきなり自然農法でやってもなかなか育ちが悪く、
科学的な視点からも土というものを勉強しようと思ったからです。
去年完熟堆肥を入れ、緑肥を育て鋤きこんでから、大豆を育て実なりが悪かった畑があります。
草の生え方から、野菜を育てるのにいまひとつでした。
調べてみると、去年よりはカルシウム、マグネシウムの値が倍になっていました。
ところが、強酸性pH(H2O):5.08で、
塩基飽和度:38.5
カルシウムmg/100g:150
マグネシウムmg/100g:24
と野菜を栽培するには極端にカルシウムやマグネシウムなど不足しているため今回荒治療をすることにしました。
土壌診断に基づいた緩衝能直線をまず調べてもらい、
1㎡で深さ10cmの土壌のpH(KCl)を5.6にするのに必要な石灰苦土の量は530g/㎡必要だとわかりました。
苦土石灰は、有機JAS認証の取れる有機資材です。
主にマグネシウム、カルシウムを含んだ穏やかな石灰で、入れる量は、土壌診断に基づいた緩衝能直線があるとある程度正確に予測できます。
今回のような強酸性土壌で、塩基飽和度が極めて低い農地では、
まず、土壌を中性し、塩基飽和度を満たしてあげる必要があります。
強い酸性土壌で、塩基飽和度が低いと野菜が育たないだけでなく、有機肥料を投入しても効果が低くなってしまうからです。
今回のように、土壌診断に基づいた緩衝能直線から苦土石灰の量を予想し、一回ドカッと投入した後は、
5年~10年ほど苦土石灰を用いなくても土は落ち着いてくれます。
人間でいえば、基礎体力をつけるために最低限の基礎的な筋トレをするようなものです。
人間同様、無茶な筋トレ(苦土石灰)はお勧めできません。
20㎏の苦土石灰を均一に撒くために、袋を畑に配置します。
風向きを考えて、均一になるように撒きます。
今回は、粉末の苦土石灰を使いました。
全面真っ白です。
これだけ見たら、本当に大丈夫かな~と思ってしまいます。
トラクターを使い、撒いた日に深さ10㎝程度苦土石灰を鋤き込みます。
もともと造成畑で、山土を入れて生け花用の桜の木を育てていただけあってまだまだ畑とはいえないので、
今回のような荒治療をしました。
土壌診断数値が悪いからといって、足りない分を補えば、すぐに自然農法できるわけではありませんが、
これから土壌診断を参考にしながら、野菜が素直に育ってくれる良い畑(野良)にしていきたいと思います。
1週間後には、有機肥料を鋤き込み、改めて3月末に土壌診断してみるつもりです。
勘と経験、そして土壌診断を学び、未だ未熟な自分をこの土と共に育てていきたいです。
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3月スタートお奨め講座
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm
『Azumino自給農スクール』(安曇野地球宿)募集中
http://39zzlife.jimdo.com/
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3月の農的イベント情報
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/5370809e348b88c781381db13058d544
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自然観察を基本に自然農法を勉強してきましたが、最近土壌分析も勉強し始めました。
というのは、全く畑でなかった場所を農地にした際に、いきなり自然農法でやってもなかなか育ちが悪く、
科学的な視点からも土というものを勉強しようと思ったからです。
去年完熟堆肥を入れ、緑肥を育て鋤きこんでから、大豆を育て実なりが悪かった畑があります。
草の生え方から、野菜を育てるのにいまひとつでした。
調べてみると、去年よりはカルシウム、マグネシウムの値が倍になっていました。
ところが、強酸性pH(H2O):5.08で、
塩基飽和度:38.5
カルシウムmg/100g:150
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と野菜を栽培するには極端にカルシウムやマグネシウムなど不足しているため今回荒治療をすることにしました。
土壌診断に基づいた緩衝能直線をまず調べてもらい、
1㎡で深さ10cmの土壌のpH(KCl)を5.6にするのに必要な石灰苦土の量は530g/㎡必要だとわかりました。
苦土石灰は、有機JAS認証の取れる有機資材です。
主にマグネシウム、カルシウムを含んだ穏やかな石灰で、入れる量は、土壌診断に基づいた緩衝能直線があるとある程度正確に予測できます。
今回のような強酸性土壌で、塩基飽和度が極めて低い農地では、
まず、土壌を中性し、塩基飽和度を満たしてあげる必要があります。
強い酸性土壌で、塩基飽和度が低いと野菜が育たないだけでなく、有機肥料を投入しても効果が低くなってしまうからです。
今回のように、土壌診断に基づいた緩衝能直線から苦土石灰の量を予想し、一回ドカッと投入した後は、
5年~10年ほど苦土石灰を用いなくても土は落ち着いてくれます。
人間でいえば、基礎体力をつけるために最低限の基礎的な筋トレをするようなものです。
人間同様、無茶な筋トレ(苦土石灰)はお勧めできません。
20㎏の苦土石灰を均一に撒くために、袋を畑に配置します。
風向きを考えて、均一になるように撒きます。
今回は、粉末の苦土石灰を使いました。
全面真っ白です。
これだけ見たら、本当に大丈夫かな~と思ってしまいます。
トラクターを使い、撒いた日に深さ10㎝程度苦土石灰を鋤き込みます。
もともと造成畑で、山土を入れて生け花用の桜の木を育てていただけあってまだまだ畑とはいえないので、
今回のような荒治療をしました。
土壌診断数値が悪いからといって、足りない分を補えば、すぐに自然農法できるわけではありませんが、
これから土壌診断を参考にしながら、野菜が素直に育ってくれる良い畑(野良)にしていきたいと思います。
1週間後には、有機肥料を鋤き込み、改めて3月末に土壌診断してみるつもりです。
勘と経験、そして土壌診断を学び、未だ未熟な自分をこの土と共に育てていきたいです。
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