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先日、今年のお米の種モミを浸水し始めました。
お米の種モミは、芽を出すまでとても時間がかかるので、前もって浸水させて芽出しをしておきます。

本式では、「塩水選」といってより比重が重い種モミを分けるために、塩水に浸し軽い種モミを浮かします。
去年の種モミが少なかったので、今年は水道水のみで水選をしました。

まず、お米の種類別にネットの袋に入れます。
今年は若干少なめで、
黒米「しなの深紅」、白毛モチ、赤米、ハッピーヒル、亀之尾、
コシヒカリ、イセヒカリ、農林48号、育種系統、の9種類の品種の種モミです。

次に「温湯消毒」を行います。
このお湯による消毒で、種子伝染するいもち病・ばか苗病・イネシンガレセンチュウ等をほぼ確実に防除できます。
種モミの量にもよりますが、60℃+10℃位に上げておきます。

温度計を指し、60℃を10分間きっちりキープします。

途中、温度が低くなってきたら、熱湯を挿し湯し、
下の種モミと上の種モミを反転させ、種モミに均一に熱を行き渡らせます。

10分後、荒熱をとるために、冷水に入れ急激に冷まします。

うちの田んぼでは、年中水が入るので、水口からチロチロ水をいれプールを作ります。
水を入れ続けることで、酸素が行くようにすることが大切です。

全ての種モミがしっかり浸水するように(凍らないように)プールに入れます。
※ただし、流れていかないように工夫します。

山からの水は冷たく、常時5℃です。
コシヒカリで、積算温度100℃で発芽してきます。
つまり、20℃なら×5日で100℃になる計算なので、5日間浸水します。
今回は、5℃なので、20日間浸水してはじめて発芽します。
個人的には、冷たい自然のお水で時間をかけて浸水させたいものです。
その方が、稲が強く育つような気がします。
今回は、中生の品種は、20日間の浸水をし、
晩生の品種は、1週間の浸水で積算温度100℃に達するように予定しています。
それは、コシヒカリ(中生)よりも生育に時間がかかるイセヒカリ、農林48号、ハッピーヒル(晩生)は、
田植えを早くし、しかも大きな苗で田植えしようと思うからです。
今のところ、順調に2手に分けた種モミは浸水し、吸水してくれています。

明日から、Azumino自給農スクールの田んぼコース、田畑コースが開校します。
新設の田んぼコース(本科生)では、
自然農法のお米栽培を学び、育てたお米を分かち合う試みです。
当スクールに単発・年間で参加希望者やお問い合わせは、
ホームページ@自給自足lifehttp://39zzlife.jimdo.com/
*******************************************

3月スタートお奨め講座
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm
『Azumino自給農スクール』(安曇野地球宿)募集中
http://39zzlife.jimdo.com/
************************************

3月の農的イベント情報
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/5370809e348b88c781381db13058d544
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お米の種モミは、芽を出すまでとても時間がかかるので、前もって浸水させて芽出しをしておきます。

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去年の種モミが少なかったので、今年は水道水のみで水選をしました。

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黒米「しなの深紅」、白毛モチ、赤米、ハッピーヒル、亀之尾、
コシヒカリ、イセヒカリ、農林48号、育種系統、の9種類の品種の種モミです。

次に「温湯消毒」を行います。
このお湯による消毒で、種子伝染するいもち病・ばか苗病・イネシンガレセンチュウ等をほぼ確実に防除できます。
種モミの量にもよりますが、60℃+10℃位に上げておきます。

温度計を指し、60℃を10分間きっちりキープします。

途中、温度が低くなってきたら、熱湯を挿し湯し、
下の種モミと上の種モミを反転させ、種モミに均一に熱を行き渡らせます。

10分後、荒熱をとるために、冷水に入れ急激に冷まします。

うちの田んぼでは、年中水が入るので、水口からチロチロ水をいれプールを作ります。
水を入れ続けることで、酸素が行くようにすることが大切です。

全ての種モミがしっかり浸水するように(凍らないように)プールに入れます。
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山からの水は冷たく、常時5℃です。
コシヒカリで、積算温度100℃で発芽してきます。
つまり、20℃なら×5日で100℃になる計算なので、5日間浸水します。
今回は、5℃なので、20日間浸水してはじめて発芽します。
個人的には、冷たい自然のお水で時間をかけて浸水させたいものです。
その方が、稲が強く育つような気がします。
今回は、中生の品種は、20日間の浸水をし、
晩生の品種は、1週間の浸水で積算温度100℃に達するように予定しています。
それは、コシヒカリ(中生)よりも生育に時間がかかるイセヒカリ、農林48号、ハッピーヒル(晩生)は、
田植えを早くし、しかも大きな苗で田植えしようと思うからです。
今のところ、順調に2手に分けた種モミは浸水し、吸水してくれています。

明日から、Azumino自給農スクールの田んぼコース、田畑コースが開校します。
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自然農法のお米栽培を学び、育てたお米を分かち合う試みです。
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『あずみの自然農塾』(シャロムヒュッテ)
まだ若干名お席がございます。http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm
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