無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

お米(種モミ)の浸水

2011-03-26 01:00:22 | 日々の自然菜園
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本日、ときどき

先日、今年のお米の種モミを浸水し始めました。
お米の種モミは、芽を出すまでとても時間がかかるので、前もって浸水させて芽出しをしておきます。


本式では、「塩水選」といってより比重が重い種モミを分けるために、塩水に浸し軽い種モミを浮かします。

去年の種モミが少なかったので、今年は水道水のみで水選をしました。



まず、お米の種類別にネットの袋に入れます。
今年は若干少なめで、
黒米「しなの深紅」、白毛モチ、赤米、ハッピーヒル、亀之尾、
コシヒカリ、イセヒカリ、農林48号、育種系統、の9種類の品種の種モミです。


次に「温湯消毒」を行います。
このお湯による消毒で、種子伝染するいもち病・ばか苗病・イネシンガレセンチュウ等をほぼ確実に防除できます。

種モミの量にもよりますが、60℃+10℃位に上げておきます。


温度計を指し、60℃を10分間きっちりキープします。


途中、温度が低くなってきたら、熱湯を挿し湯し、
下の種モミと上の種モミを反転させ、種モミに均一に熱を行き渡らせます。


10分後、荒熱をとるために、冷水に入れ急激に冷まします。


うちの田んぼでは、年中水が入るので、水口からチロチロ水をいれプールを作ります。
水を入れ続けることで、酸素が行くようにすることが大切です。


全ての種モミがしっかり浸水するように(凍らないように)プールに入れます。
※ただし、流れていかないように工夫します。


山からの水は冷たく、常時5℃です。

コシヒカリで、積算温度100℃で発芽してきます。
つまり、20℃なら×5日で100℃になる計算なので、5日間浸水します。

今回は、5℃なので、20日間浸水してはじめて発芽します。

個人的には、冷たい自然のお水で時間をかけて浸水させたいものです。
その方が、稲が強く育つような気がします。

今回は、中生の品種は、20日間の浸水をし、
晩生の品種は、1週間の浸水で積算温度100℃に達するように予定しています。

それは、コシヒカリ(中生)よりも生育に時間がかかるイセヒカリ、農林48号、ハッピーヒル(晩生)は、
田植えを早くし、しかも大きな苗で田植えしようと思うからです。

今のところ、順調に2手に分けた種モミは浸水し、吸水してくれています。



明日から、Azumino自給農スクールの田んぼコース、田畑コースが開校します。

新設の田んぼコース(本科生)では、
自然農法のお米栽培を学び、育てたお米を分かち合う試みです。

当スクールに単発・年間で参加希望者やお問い合わせは、
ホームページ@自給自足lifehttp://39zzlife.jimdo.com/


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まだ若干名お席がございます。
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