無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

踏み込み温床(3)

2011-04-07 18:42:46 | 自然菜園の技術 応用
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本日、、風強し。


前回のあらすじ、発酵が始まった温床の有機物を穴に踏み込みました。

2日ほど、養生させておいた踏み込み温床が過熱してきたので、完成させようと思います。


うちの温床の最大の特徴は、温床に土を盛ることです。

普通の温床は、落ち葉などの踏み込んだ有機物の上に直接苗を並べていきます。

ところが、うちの場合は、温床の上に3㎝位土を盛ります。

なぜ、土を盛るのか?

それは、長期間低温で発酵させたいからです。


つまり、土で蓋をすることで、空気が遮断され、発酵が穏やかになります。
そして土で保温されることで、4月~5月まで20℃の地熱が確保されます。

そうすることで、低温で育苗でき、強い根が育ち強い苗になります。


ところが、そのままですとネズミが入り、ネズミの温床になってしまうので、

ネズミ対策として、クン炭を敷きつめます。

こうすることで、2週間くらいは炭の匂いでネズミの発見が遅れます。


最近は、写真のような防草シートなるものを使い、さらにネズミ対策を強化しています。

防草シートは、ネズミも食いちぎるのに大変らしく、嫌がります。

ハウスの中の砂埃防止にも役立ち、3年前から使っていますが未だに使えるので長期間大切に使えます。


温床の熱を夜間も封じ込めておくために、ビニールトンネルの骨組みを作ります。


写真が、完成の様子です。

パッと見た感じでは、ビニールトンネルですが、
地下では温床が発酵していて、いつも地温が20~25℃あります。

外が氷点下が続く4月の安曇野でも、ハウス内の温床トンネルは、10℃を下ることがなくなります。

こうして、10℃以下にならない空間を作ってはじめて夏野菜を育てることができます。

今年は春先寒い日が続くので、ナスやピーマンの種まきを遅らせています。


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4月の予定

4月9日(土)エコ菜園プランター講座(基本)
生ごみを再生しながら、持続可能なプランター栽培を学びます。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_611971.html

4月13日(水)失敗しない無農薬野菜の育て方(春)
今年から、野菜別により実践的に学ぶことができます。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

4月16日(土)17日(日)あずみの自然農塾2011
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。単発参加できます。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

4月24日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

4月27日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/

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4月スタートお奨め講座
『あずみの自然農塾』(シャロムヒュッテ)
まだ若干名お席がございます。単発参加できます。
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『Azumino自給農スクール』(安曇野地球宿)募集中。 単発参加できます。
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踏み込み温床の作り方2

2011-04-07 06:09:11 | 自然菜園の技術 応用
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本日、

先月Azumino自給農スクールで、踏み込み温床を作りを行いました。
※そこで、今日は、いきなり踏み込み温床の作り方2になります。
今日はその後どうなったかをお伝えします。


基本的な踏み込み温床は、穴やワラで作った囲いに炭素分の多い有機物と窒素分を多く含む有機物を交互に重ねながら、
水を加えて踏み込んでいきます。
踏み込んで発酵させ温度をあげるので、「踏み込み温床」と呼ばれます。

うちでは、踏み込み温床の材料は、炭素分の多い有機物と窒素分を多く含む有機物を50%の水分量で混ぜることから始まります。
前もって積み込み発酵させてから穴に入れる橋本式踏み込み温床を寒冷地用に工夫して作っています。


1度切り返して発酵が始まった有機物を1mほど掘った穴に一輪車で入れていきます。




発酵してきた有機物を隙間なく踏み込んでいきます。


踏み込み温床は、堆肥の発酵よりも水分量を上げていくので、バケツで水や米ぬかを足しながら踏み込んでいきます。


踏み込み温床は、水分量を70パーセント位にもっていきたいので、
力いっぱい握って水がしみ出てくる位がちょうどいいです。


とにかく1mがたっぷり埋まるまで、踏んでは運んで糞で仕上げていきます。


作っていた日は、毎日-3~-5℃と寒かったので、一日で仕上げず、
土で蓋をせず、防草シートとムシロで仮蓋で、酸素が入り再び発酵してきてから仕上げることにしました。

つづく


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4月13日(水)失敗しない無農薬野菜の育て方(春)
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4月27日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
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