無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自家採種(ダイコン、カブ、ニンジン)&ずくなし家庭菜園

2011-05-26 06:20:17 | 自然菜園スクール
本日、のち、

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本日、


うちの畑では、小さな菜園でも自家採種が可能なように、いろいろ試行錯誤しています。

野菜の受粉には、花粉が蜂など虫によって運ばれる他家受粉のものと、

自己完結の自家受粉型の野菜の2種類があります。

写真は、松本一本葱の西洋ミツバチ蜂による他家受粉の様子です。
ハチミツとしては、葱臭いと嫌われますが、蜂がいなくなると他家受粉の野菜は、実を結ばず種子が残せません。

逆にいうと、他家受粉の野菜(アブラナ科:キャベツ、ハクサイ、コマツナ、カブ)などは、
種類によっては、花粉が混ざり雑種になってしまうため、
隔離して交雑しないように育てなければならない自家採種が難しくなることがあります。

他家受粉野菜の自家採種が難しくなる理由
①交雑を避ける工夫が必要(ネットをかける)
②特別な隔離場所が必要(いろいろな場所が必要)
③人工授粉しなければならないことも




そこで、家庭菜園など小さな菜園では、そこを逆手にとって、
周りに同族の野菜の花がない場合、交雑する恐れのない組み合わせを一か所にまとめて自家採種するスペースをもうけます。

今回の組み合わせは、
カブ:みやまコカブ
ニンジン:横浜改良4寸ニンジン
ダイコン:赤口大根



ダイコンの花と、まだ小さな結実してきたダイコンの種子の入る鞘です。


塔が立ってきて、花を咲かせようとしているニンジンです。

一番奥のダイコンとニンジンの間には、カブがもう花を終え、種子を鞘につくっています。


昨日は、これらの写真を撮った後、田植えをし、夕方19時からの長野市に出張講座『ずくなし無農薬家庭菜園教室』をしに行ってきました。


長野市内にあるslowCafé ずくなしの2階は、公民館のようなフリースペースがあり、
そこをお借りして、毎月第4水曜日に、ナマケモノでもできる無農薬・家庭菜園教室を開催しています。

詳細は、http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#0

黒板も、畑もないスペースでは、写真のように身体を張って季節の野菜の生育のポイントを解説しています。

19:00~自己紹介&今月の講座で知りたいことを質問
19:30~20:30季節の無農薬栽培のコツ
20:30~21:00Q&Aタイムといった感じで、

集まってくれた方が、日頃の無農薬菜園の悩みや疑問をすっきりさせて帰ることができること、

無理無駄の要らない栽培のコツをお伝えしております。


21:00以降は、1階のCaféスペースで、交流会。
自分の食べたいものや飲みたいものを注文して、ゆったり雑談したりします。


ずくなしでは、最近うちの農産物を少し置かせていただいております。

中でも大好評だったのが、「日本みつばち」のハチミツ。
それを、ずくなし一番人気のソイチャイ(豆乳チャイ)にスプーン一杯入れると

香り豊かな「幸せのチャイ」に大変身。

ユーチューブにもその、「幸せのチャイ」の感動シーンがアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=so69e080kGg

野菜の受粉にも、生活の潤いにも蜜蜂をはじめ多くの虫など生きものが下支えしれくれて今の生活があります。

生命(いのち)の営みに大感謝です。


毎月第4水曜日、次回は6月22日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

7月27日(水)ニンジンのタネの蒔き方、草マルチ
8月24日(水)秋野菜のタネの蒔き方
9月28日(水)ニンニク・タマネギ・イチゴの植え方
10月26日(水)越冬野菜の蒔き方
11月23日(水)野菜の保存の方法、ずくなし土作り
12月28日(水)クン炭、種子の保存
1月25日(水)屋内キッチンガーデン
2月25日(水)菜園プランの立て方


コメント (9)
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