無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

初秋のトマトの摘心

2011-09-14 07:48:56 | 自然菜園の技術 応用
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本日、NHKカルチャー「失敗しない無農薬野菜の育て方(夏3)」
9月14日(水)
野菜別のより実践的なレクチャーを学ぶことができます。

の予報。


今年は、雨も多く試験的に雨よけトンネルで栽培しているトマトが好調です。

湿度の調整が苦手なトマトには、雨よけするだけでずいぶん割れを防ぐことができますが、
雨が入り込まないので、乾燥防止に、株下の敷き草は必須になります。


最後の実の上には、カマキリが臨戦態勢で、タバコガなど待ちかまえていて頼もしい限りです。


これからの秋のトマトは、旨みがつよく10月の霜が降りるまで収穫できます。

8月いっぱいで終わってしまうのはもったいない限りです。
9月いっぱいは収穫できるように樹を持たせる工夫が必要です。


例えば、わき芽がこれくらいの大きさになったときに、
通常は、わき芽ごと取ってしまいますが、


葉を1枚残して先端のみ新芽を摘んでしまいます。

そうすることで、1枚葉を残して、実をつけない方法「一葉残し」はキュウリでは一般的ですが、
トマトでもうまく取り入れると有効です。

トマトは、葉っぱ3枚着いたら、実をつけるため、2枚まで残しても実はつけません。
残した1枚葉の葉っぱには光合成してもらいます。

トマトの実は、花が咲いてから40日以上経たないと赤く熟しません。

これからの時期、今着いている実以外に花を咲かせても赤くなるには日数が足りません。
そこで、トマトの樹の先端の葉を2枚残して摘心した後、
生えてくる脇芽を一葉残しで摘んでいくことで、新たな葉は増やします。

葉っぱと根は密接に関係しています。
葉っぱを残すことは、根を増やすことにもつながります。

つまり、

この時期のトマトは、もう実にならない花を咲かせないように、先端の生長を止めたうえで、
生えてくる脇芽の葉を1枚残して摘んでしまいます。

そうすることで、葉の枚数を増やしつつ、今着いている実に全てのエネルギーが集中できるようにしたててあげます。

そうすることで、土からの水分、養分を、葉で作った光合成産物を効率よく実に回るようにしてあげます。


夜間が涼しくなる秋こそ、
昼と夜の気温の差が大きくなるので、トマトにとって生育にとって好条件になります。

トマトが美味しくなるこの時期にちょっとした工夫で、更に美味しくトマトを育ててみてください。


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9月の菜園教室の予定

あずみの自然農塾2011
9月17日(土)~18日(日)
ニンニク・タマネギの播種夏秋野菜の収穫
田んぼにレンゲ蒔き草刈り
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。
単発参加できます。



Azumino自給農スクール(畑コース)
9月25日(日)ニンニク・タマネギの植え付け、秋野菜の収穫、サツマイモ収穫はじめ
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。


『ずくなし家庭菜園教室』
9月28日(水) 
内容:越冬野菜の育て方、緑肥・麦栽培で畑が育つ
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会

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松本浅間温泉の玉之湯旅館さんとコラボ企画
「究極の信州そば」講座(2)が生徒募集中です。

究極の蕎麦づくりを栽培から、手打ちまで学べて、老舗温泉旅館で、
信州の四季を感じてみませんか?

詳しくは、ふれあい企画スペシャル究極の信州そば
次回は、10月6日(木),7日(金)
蕎麦の収穫 手作業で刈り取り、天日乾燥させます。

■お申し込み・お問い合わせ先
「ホテル玉之湯 担当:山崎礼美(れいみ)」まで、お気軽にどうぞ!
TEL:0263-46-0575
e-mail:reimi@asama-tamanoyu.co.jp
コメント (11)
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