無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

寒冷地は、春に越冬野菜がいろいろ播け植えられます。

2013-03-22 18:24:45 | 自然菜園の技術 応用
本日、

ぽかぽか日和が続きます。
今日は、寒冷地の安曇野ならではの春の種まき

をご紹介します。
ハウスでは、エンドウの種まきが終わりました。

エンドウは、寒さに当ることで、花芽が増えて、実をたくさん、実らせます。
そのため、温暖地などでは、秋にタネを播いて、越冬させて夏まで収穫します。

ところが、寒い寒冷地では、秋に播いたエンドウが、凍みて越冬できないことが多いものです。
そこで、春にタネを直接菜園に播く方法と、苗を育てて植える方法があります。

そこで今回写真でご紹介したエンドウは、相性の良いムギとの混播。つまり、一緒に混ぜて播いてみました。
エンドウが、ムギを摑まりながら生長していきます。




今、試みているのは越冬作物がどれくらい春に作付できるかです。

去年は3年半かかって書いた拙著の余波が畑にそのまま出ており、秋に作付出来なかったエリアがたくさんあります。
そこで、いい機会なので、越冬作物を春に作付、様子を観察しようと思います。

裸麦の春播きです。コムギとライムギは、実験済みですが、ハダカムギがどうなるのか楽しみです。


また、ハウス内の一角の去年温床だったところで、タマネギの苗を育てています。

去年植えなかったタマネギを春植えしてみようと思います。
北海道のように寒い地域では、タマネギは春植えするそうです。


タマネギを植えていた、苗床の土は、ふかふかでミミズがたくさんいました。


タマネギの苗は、自然菜園の中で最も育苗難易度が高い野菜の一つです。

現在、ようやく安定して写真のようなちょうど良い苗を育てることができるようになりました。
ちなみに、赤タマネギです。


冬を終え、雪が溶けた畑に、一本ずつ丁寧に植えていきます。

去年からはじめた春植えのタマネギ。まだまだ秋植えほど安定していませんが、可能性を秘めています。
8割は安定栽培。2割は、実験的な栽培をしながら技術と自然観察を深めていけたらと思っております。

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