新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~
本日、
のち
。
昨日までの春陽気とうって変わって肌寒い今日は、明日の自然菜園スクール安曇野校、明後日の大月校の開校準備のため、安曇野の安曇野地球宿さんに前泊しております。
実は、ここ2週間、2日間位しか在宅せずに、大阪、山梨、東京、静岡、千葉、池田町、安曇野と出張続きです。今年は、外に出て行く年と悟ってから、まさかこんなに出かけるとはびっくりです。
なかでも山梨には明後日の大月校とは別に、上野原で、大地の再生×自然菜園講座が、3/11~12に始まり、次回4月屋久島、5~12月は第2土日は上野原年間講座が幕を開けました!

大地の再生とは、「杜の園芸」代表矢野智徳さんとの出会いからすべては始まりました。
3.11が起きて間もない頃、昔からお世話になっているNPO法人メダカのがっこうの理事長の中村陽子さんに、矢野さんの大地の再生の凄さを聴かされておりましたが、なかなか縁が結ばれず、6年以上経った今、大月校の会場大月エコの里の打ち合わせの翌日、上野原で大地の再生講座があると知り、参加したのが始まりでした。
大地の再生は、数種類の地図からその土地の水や空気の通り道である“水脈環境”を知り、移植ゴテなどちょっとした穴をあける点穴(てんあな)をあけ、空気の流れを作ってあげることで、水脈を調え、大地の呼吸を取り戻す活動です。(まだ不勉強なため、うまくご紹介できず申し訳ございません。)
今回、大地の再生講座を受講して、田畑(樹)を観て大地(森)を観ていなかったことを痛感し、同時に、ようやく大地と向き合うことができた喜びと、これを家庭菜園(自然菜園)に活かせないだろうか、と大地の再生をとことん学ぶ覚悟をしていたら、
矢野さんの方から、「竹内さん、上野原の畑で野菜を教えていただけませんか?」とお声をかけていただき、丁重にお断りしようと思ったのですが、これは自分が望んだ、最も早道の大地の再生の習得と家庭菜園への応用へのお誘いだとわかり、腹をくくりました。
それから1カ月後、大地の再生×自然菜園講座(上野原)が開催され、そこで、里山で大地の再生を学びながら、自然菜園で大地の再生から学んだことをフィードバックする試みが始まりました。



前日の石川県大地の再生講座が延長したこともあり、午前中は、大地の再生のメンバーによる大地の再生の座学を行いました。
環境とは何を指し、その分類とファクターをつかむこと、そして

現在と昔の住環境など、いかに今の住まいが大地の呼吸を妨げているのか、昔と違うのかを学びます。

実際に、施工した現場の実例から、大地の再生を行った事例学習などもしました。


まだ矢野さんたちが到着しなかったこともあり、引き続き、自然菜園で大地の再生視点で、農地をひも解き、どのような場所で農耕が起こり、水田と畑という特殊な環境が人によって構築され、里山奥山とつながっているのか、代表的な日本の里山視点をご紹介。


また、山に野菜が生えないように、天然≠畑であるように、樹木や果樹が持つ根の構造と、土。
大地の再生で穴をあけると、空気が入り、土が団粒化するとはどのようなことか、
畑固有の土(マクロ団粒構造)を図解させていただきました。
個人的な見解としては、如何に団粒構造を発達させるかが農法であり、栽培だと思っております。
人が関わることで、生まれる田畑で育つ作物。その作物を支える土とは何か、イメージを共有させていただきました。

20年以上放置された耕作放棄地が、

大地の再生により田んぼが復活し、

畑も復活しつつあります。
元々田んぼで、去年大豆が何とか育った環境で、今年一年、ここを大地の再生の知恵を活かした自然菜園で、野菜が育つ環境にするのがテーマです。


午後のフィールドワークでは、元田んぼが菜園化され、奥に流れて入っている水脈からあふれる水をいかに育てたい作物に有益に整えるのか、



表面に転がっていた大きな石を手掛かりに、元々あっただろう石垣を今回、田んぼと畑に分ける新たな石垣として再生しました。
大地の再生は、周囲の環境要因が調ってこそ、発揮されるものであり、田畑だけでなく、その農道の整備、今回の石垣の整備が田畑を潤し、里山、奥山につながっているので、外的要因も同時に再生するのが特徴です。
実際に、立った1日石垣の基礎を作り、藪だった竹林を整備し、風通しを良くしただけで、元田んぼの畑北側に溜まっていた水は引いてしまいました。
石垣は初めてではなかったのですが、大地の再生での石垣は、呼吸する石垣なので、石の下に、炭、青竹、ササ、下草なども使い、有機物と無機物の石をつなぐように土が協力している素晴らしいものでした。
今回の石垣整備で、元田んぼの水を湧く地点は区切られ、小さな田んぼと苗代、そして畑に整備されました。
2日目につづく

3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定です。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意
こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~
本日、


昨日までの春陽気とうって変わって肌寒い今日は、明日の自然菜園スクール安曇野校、明後日の大月校の開校準備のため、安曇野の安曇野地球宿さんに前泊しております。
実は、ここ2週間、2日間位しか在宅せずに、大阪、山梨、東京、静岡、千葉、池田町、安曇野と出張続きです。今年は、外に出て行く年と悟ってから、まさかこんなに出かけるとはびっくりです。
なかでも山梨には明後日の大月校とは別に、上野原で、大地の再生×自然菜園講座が、3/11~12に始まり、次回4月屋久島、5~12月は第2土日は上野原年間講座が幕を開けました!

大地の再生とは、「杜の園芸」代表矢野智徳さんとの出会いからすべては始まりました。
3.11が起きて間もない頃、昔からお世話になっているNPO法人メダカのがっこうの理事長の中村陽子さんに、矢野さんの大地の再生の凄さを聴かされておりましたが、なかなか縁が結ばれず、6年以上経った今、大月校の会場大月エコの里の打ち合わせの翌日、上野原で大地の再生講座があると知り、参加したのが始まりでした。
大地の再生は、数種類の地図からその土地の水や空気の通り道である“水脈環境”を知り、移植ゴテなどちょっとした穴をあける点穴(てんあな)をあけ、空気の流れを作ってあげることで、水脈を調え、大地の呼吸を取り戻す活動です。(まだ不勉強なため、うまくご紹介できず申し訳ございません。)
今回、大地の再生講座を受講して、田畑(樹)を観て大地(森)を観ていなかったことを痛感し、同時に、ようやく大地と向き合うことができた喜びと、これを家庭菜園(自然菜園)に活かせないだろうか、と大地の再生をとことん学ぶ覚悟をしていたら、
矢野さんの方から、「竹内さん、上野原の畑で野菜を教えていただけませんか?」とお声をかけていただき、丁重にお断りしようと思ったのですが、これは自分が望んだ、最も早道の大地の再生の習得と家庭菜園への応用へのお誘いだとわかり、腹をくくりました。
それから1カ月後、大地の再生×自然菜園講座(上野原)が開催され、そこで、里山で大地の再生を学びながら、自然菜園で大地の再生から学んだことをフィードバックする試みが始まりました。



前日の石川県大地の再生講座が延長したこともあり、午前中は、大地の再生のメンバーによる大地の再生の座学を行いました。
環境とは何を指し、その分類とファクターをつかむこと、そして

現在と昔の住環境など、いかに今の住まいが大地の呼吸を妨げているのか、昔と違うのかを学びます。

実際に、施工した現場の実例から、大地の再生を行った事例学習などもしました。


まだ矢野さんたちが到着しなかったこともあり、引き続き、自然菜園で大地の再生視点で、農地をひも解き、どのような場所で農耕が起こり、水田と畑という特殊な環境が人によって構築され、里山奥山とつながっているのか、代表的な日本の里山視点をご紹介。


また、山に野菜が生えないように、天然≠畑であるように、樹木や果樹が持つ根の構造と、土。
大地の再生で穴をあけると、空気が入り、土が団粒化するとはどのようなことか、
畑固有の土(マクロ団粒構造)を図解させていただきました。
個人的な見解としては、如何に団粒構造を発達させるかが農法であり、栽培だと思っております。
人が関わることで、生まれる田畑で育つ作物。その作物を支える土とは何か、イメージを共有させていただきました。

20年以上放置された耕作放棄地が、

大地の再生により田んぼが復活し、

畑も復活しつつあります。
元々田んぼで、去年大豆が何とか育った環境で、今年一年、ここを大地の再生の知恵を活かした自然菜園で、野菜が育つ環境にするのがテーマです。


午後のフィールドワークでは、元田んぼが菜園化され、奥に流れて入っている水脈からあふれる水をいかに育てたい作物に有益に整えるのか、



表面に転がっていた大きな石を手掛かりに、元々あっただろう石垣を今回、田んぼと畑に分ける新たな石垣として再生しました。
大地の再生は、周囲の環境要因が調ってこそ、発揮されるものであり、田畑だけでなく、その農道の整備、今回の石垣の整備が田畑を潤し、里山、奥山につながっているので、外的要因も同時に再生するのが特徴です。
実際に、立った1日石垣の基礎を作り、藪だった竹林を整備し、風通しを良くしただけで、元田んぼの畑北側に溜まっていた水は引いてしまいました。
石垣は初めてではなかったのですが、大地の再生での石垣は、呼吸する石垣なので、石の下に、炭、青竹、ササ、下草なども使い、有機物と無機物の石をつなぐように土が協力している素晴らしいものでした。
今回の石垣整備で、元田んぼの水を湧く地点は区切られ、小さな田んぼと苗代、そして畑に整備されました。
2日目につづく

3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定です。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意
こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
