無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

マコモと不耕起田んぼとマムシ

2020-07-17 20:03:49 | 日々の自然菜園
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本日、時々




うちでは、小さな不耕起田んぼがあります。そしてマコモが植わっています。

「マコモ」とは、水辺に群生するイネ科の多年草で、
マコモタケ名で食材として売っております。 ミネラルたっぷりで、生でも似ても焼いても美味しいです。

大きいもので1~2メートルほどまで成長し、土と水を浄化してくれます。

日本では、全国の川や湖の水辺で見ることができます。
古来より“ 神が宿る草 ”といわれたりして、出雲大社のしめ縄や行事で有名です。

一般的にマコモは、株分けで増えるので、毎年植え替えをするのですが、大変です。
そこで、うちでは、植えっぱなしで、二度刈りすることでいい感じに付き合っております。

1度刈ってから、忙しく1ヵ月経ってしまいぼうぼうになってしまったマコモ畑を水を抜いてから、今日手入れ(2度目の刈り)を行いました。




マコモ茶を作る方からは、避難されそうですが、刈ったマコモはお茶にする分以外は、すべてかってそのまま敷いてしまいます。

マコモを刈り敷くと、発酵して、田んぼの草を抑えてくれるからです。

マコモの他にも、セリやキシュウスズメノヒエなど強烈な田んぼの草が生えているので、抜いてから、
マコモの草マルチの上から米ぬかをふってその上に載せ、さらに米ぬかをふって発酵させて枯らしてしまいます。


次に畦草を刈って、




マコモの株下にさらに草マルチして、発酵させるとともに、マコモの生育促進を図ります。




いい感じになりました。




不耕起の田んぼは、麦とレンゲを刈って敷いてから田植えして、一度も草刈りしなくても草が生えてきません。

不耕起の田植えは、手植えで、時間はかかりますが、その後のメンテナンスが水管理だけなので、助かりますし、
同じコシヒカリでも、食味、風味が異なるので、自家採種用のコシヒカリは、不耕起栽培で、無肥料で育てております。


今日はいろいろ野良仕事しましたが、最後に見回りをしていたら、やぶの中に、見慣れるヘビ「マムシ」がいてびっくりしました。

下の地区に入るものの、我が家ではマムシはいないものと思っておりました。
去年暖冬で、まったく雪が積もらなかったので、きっとマムシも北上できたのかなーと、

基本ヘビは、ネズミを捕ってくれるので、放任しておりますが、鶏の卵を食べた青ダイショウは、つかまえようとしてにげられましたが、、、

8~10月の産卵期の気の立ったマムシではなく、まだ寒く動きが鈍かったのですが、(ちょっとかわいそうでしたが)、
残念ながら、さすがに、子供とその友人や妻、生徒さんなどが来る畑なので、久々にヘビをやっつけてみました。
(さすがにマムシはタフで暗くなってしまったので、明日の朝処理しようと思います。)

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