昨日は、自然菜園スクール自然育苗タネ採り集中コース(後期3)でした。
テーマは、前半講義:自家採種(ステップ3:品種育成)
実習:アズキ、ナス、カボチャの自家採種でした。
前半の講義は、いよいよ自家採種のステップ3「育種」でした。
基本ステップ2(品種維持)をより、美味しく、育てやすくしていくコツになります。
受講生用ブログでは、座学の動画がこの後入ります。
現在、オンライン受講生がちょっとずつ多くなってきて、自宅で、ネット受講していただけているのは嬉しいことです。
実際に畑をやっていると農繁期は受講しにくいものですし、自宅をを離れることができない、遠距離の方、そして卒業生の復習用としてオンライン自然菜園セミナーという選択肢が増えたことは、いいことです。
今回は、ちょうど赤シソの自家採種をやっている途中だったので、自家採種の基本「タネの調整」教材としてピッタリだったの
急遽予定にはなかったのですが、ご紹介させていただきました。
【無料体験動画】20211031自家採種実技 赤シソ調整
前半は座学はオンラインでリアルタイムで受講(録画で30日視聴)できますが、
実習はリアルタイムで受講できなくてもこんな感じで、
後日(1~3日後)にYouTube限定配信機能を使って動画配信しております。
カボチャは、これからの季節ど定番野菜で、保存ができ、ハロウィンに、冬至カボチャに重宝します。
カボチャほど食味を大切に自家採種する野菜の代表です。我が家では自家採種したカボチャを必ず蒸して食味して美味しかったもののみ自家採種をつづけております。
今回は、自家採種が簡単なカボチャの、プロ仕様の自家採種「長期保存できる自家採種の技」を披露させていただきました。
※受講者用は、パスワードつきで動画でカボチャの自家採種を観ていただけます。
3つ目は、ナスの自家採種。
ナスは、花が咲いてから食べ頃までに5~7日ですが、2週間も経つと大きなボケナスになりますが、種は殻はできはじめますが、
実は、樹に60日もつけておかないとタネの中身(命)が充実しない野菜です。
こちらも※受講者用は、パスワードつきで動画ですが、こちらのブログでは、写真で一部以下、ご紹介。
今回は、60日樹に着けたナスを、さらに収穫してから2週間追熟させ、種をさらに充実させた採種果で、実際に自家採種のやり方をご紹介。
その後に、直接現地参加者みんなで、実体験をしてもらいました。
実際に観ただけでなく、やってみると、初めてだと意外にワタと種が一緒に落ちてしまい、種だけ洗うのが難しいことが判明。
できるだけ水につけて洗う時間を短く、種を傷つけずにキレイに自家採種することができれば、種は喜び、5~6年以上長期保存可能になります。
何事も、見て、やってみるとより学べると思いました。
自家採種すると、野菜が無農薬で育てやすくなります。しかも自分好みで美味しい野菜にバージョンアップ可能です。
是非、皆さんも自宅で、ナスを育てて、自家採種してみてください。
さすがに10月末になると、5時近くになると真っ暗になってくる山深い信州。
動画は取れませんでしたが、あとで写真を撮りました。最後は、アズキの収穫体験をしてもらいました。
その後、脱穀、調整、すると真っ赤なキレイな小豆になります。
キレイにたくさん取る方法は、昔ながら方法を今風にアレンジして次回ご紹介します。
直接現地参加者には、お土産に最初に採った赤ジソのタネと小豆のタネをプレゼントさせていただきました。
是非、これをきっかけに、種を育てる輪が広がればと思っております。
次回は、今回の小豆の収穫後、ダイズの収穫、脱穀、調整、そして虫がわかず、長期保存できる方法。
発芽率キープの方法を伝授させていただきます。そして今年最後の講座です。奮ってご参加ください。
次回(最終回)
11月7日(日) | 講義:踏み込み温床の再生(育苗土化)、タネの保存の仕方 実習:ダイズ、アズキ、インゲンの自家採種(調整) |
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