無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

西村和雄先生の有機農業特別講座

2008-11-21 23:57:58 | 自然菜園の技術 基本
本日ときどき

寒い日が続きます。

研修生のお蔭で、無事薪小屋兼農機具ハウスが建ちました。
また、鶏小屋のプレイルームの拡張工事やハウスの年末大掃除など着実に終わってきています。研修生様さまです。

先日、研修生を連れ立って、母校(財)自然農法国際研究開発センターに行ってきました。

08年度の本科研修生のための西村和雄先生の特別講座『有機農業の定義』を聴講するためでした。

西村和雄先生は、三十年以上前から無農薬・有機農業の研究実践家で、最近京都大学フィールド科学教育センター講師を辞し、現在有機農業技術会議代表を勤められて積極的に活動しておられます。

彼の著書『スローでたのしい有機農業コツの科学』http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%84%E6%9C%89%E6%A9%9F%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E3%82%B3%E3%83%84%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E8%A5%BF%E6%9D%91-%E5%92%8C%E9%9B%84/dp/4822804909/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1227280142&sr=1-3は痛快で目から鱗ものです。

以前何回か彼の出るセミナーで勉強さえていただき、今年自分の畑を見ていただいて以来、師事しています。

単なる研究だけでなく、彼のすごさは、実際に自分が食べるために育て、あくなき探究心で世界35カ国以上も有機農業を指導している経験です。

今回は、『有機農業の定義』という前代未聞の内容で、有機農業の本質と、有機農業の分類、そして農業の楽しさを教えていただきました。

有機農業は、単に化学肥料の代替でなく、また有機質肥料の依存でもなく、身の回りにある環境全てを見方につける、自律的持続可能な農業にこそ本質があると教えていただきました。

つまり、有機質肥料などに依存するのではなく、低投入で、低栄養でも自律できる育種や、混植・間作・コンパニオンプランツなどによる複合型の持続可能な農業こそが今後の有機農業である。と力説されていました。

僕も研修生も大変励みになり、良い刺激となり
一層この道を学ぼうと思いました。

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2 コメント

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納得 (名もなき男)
2008-11-22 08:46:24
西村先生の授業は目から鱗ものですね。
一度、西村邸には遊びに行きたいもんですね。
さてそろそろ西村先生の弟子を名乗ろうかな・・(笑)
返信する
一番弟子をめざそう! (竹内)
2008-11-22 19:29:42
本当にいい勉強会でした。

誘っていただきありがとう。
返信する

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