本日、ときどき。
梅雨の最後の雨かもしれない今日。
明日で梅雨も終わってしまう、真夏がやってきてしまうそんな嬉しいやら、なんやらです。
現在、9月に発売予定の新著の最終校正などで、雨の日はとことんPC仕事をやっております。
ネタばらしすると今度は、『1㎡からはじめる自然菜園』で学研さんから出版させていただきます。
入門書でありながら、自然菜園の新たな一面「ぐるぐるプランリレープラン』のご紹介したもので、
初めての方でも、今まで菜園プランに悩んできたベテランさんまで、知って得する実践的な本になっております。
菜園プランも、ライフプランによって変わってくるものです。
★庭や小さな近所の畑は、キッチンガーデンに向いていますし、
★15㎡と30㎡ではまったく通う頻度だけでなく、菜園プランもただ広げるだけでは、、、
★100㎡以上の自給用菜園への応用の仕方
など、これからはじめる方、初めて分かった菜園プランの重要さに気づいた方、菜園プランにお困りの方、
そして今までの拙著を読んでくださった方に新たな寄りポイントをまとめた栽培手順をすべて盛り込んであります。
まだ、詳細の発売日はわかりませんが、
もう原稿の締め切りが今週いっぱいだということは知らされており、〆切間際で校正をまくっております。
それに今度の拙著は、購入者限定のスマートフォンやタブレットなどで、栽培の手順が無料ダウンロードできるサービスがつくので、
菜園に本を持っていかなくても、栽培の手順を再確認できる特典付きです。
お楽しみに~。
さて、先日雨の中、屋根の下でせっせと今年の春にやろうとしていて延期してきたある果物の鉢上げを決行しました。
それは、リンゴです。
3年前に、減農薬・無化学肥料・無除草での特別栽培の紅玉を食べて、その種を播こうと思ったことから始まりました。
その後、
このブログでも紹介した記事(2年前のもの)
そのあとは、草に負けたり、虫にやられたり、したものの
去年鉢上げして、再びポット栽培に戻したのが
これです。
当初が5~10cmだったものが、
2年経って、20~40㎝とかなり個体差が出ておりますが、80パーセント近く生き残っております。
直接大地に植えようと思いましたが、大きくなるまでにまだ時間がかかりそうということと、
紅玉の実生になるので、実際は、紅玉と他の品種の花粉(概ねフジ)が混ざった雑種なので、どんな樹で、どんな実がなるのか未知の領域です。
正直、奇跡のリンゴというくらいリンゴ栽培は難しく、これまでもいろいろ見てきましたが、無消毒では確かに奇跡に近い感じがしておりました。
今回の挑戦は、無農薬でも育つリンゴの栽培と無農薬でも育つリンゴの品種の育成です。
特別減農薬栽培されてきた素姓のリンゴを種から無農薬で育てれば、育ちやすいのでは?もしくは無農薬で生き残った中で無農薬リンゴの品種が生まれないか?など素人考えで、無謀な挑戦を始めたのが3年前。
去年、今年のマイマイガ幼虫の食害もほぼなく、多少病気が出ていますが、葉は枯れずについているものや、元気そのものと意外に行けそうな傾向があります。
もちろん、食べて美味しい実がなるかどうかはわかりません。そんなに簡単に見つからないと育種の世界が厳しいのも知っておりますが、直間は信じて行動して結果を修正していけば意外と実りが多いものです。
論よく証拠がもっとうのこの道18年。
けっこう根が回り始めてきており、鉢上げ(一回り大きな鉢に植え替えてあげること)してみようと思います。
左が鉢上げ前のもの、右が鉢あげたもの。
今回は、15年もののパークチップが手に入ったので、乾燥防止と草抑え、そして高温障害防止にマルチしてみました。
これから生長するには養分と地力が何よりかと思い、
リンゴならではだとは思いますが、落葉樹の落ち葉堆肥5年物と市販の果樹用の土をブレンドし、ニーム粕とミミズのフン土など忍ばせておきました。
これはチャイブ(西洋アサツキ)です。
ポット栽培中の果樹、特に市販のリンゴ苗がとても弱く、マイマイガで葉がなくなり、元気になってほしくて、コンパニオンプランツのチャイブを根元に植えたところ、
これが良かったのか、葉が復活してきたので、
今回4つ目の鉢上げから、チャイブを根元に混植して鉢上げしてみました。
一口に、紅玉の実生といっても、ご覧の通り、背丈も葉の元気さがまちまちで、
病気が出ているものもあります。
カビ類のかっぱん病でしょうか。
今回の鉢上げで、風通しがよくなって改善してくれると助かります。
苗の時から、病虫害に抵抗のあるものを育成できればと思い経過を見たいと思っております。
33株のリンゴや11株のブルーベリーの鉢上げなどを丸一日かかりました。
果樹は野菜と異なり、1年で実がなりません。
種から3年でやっとここまで、これが実をつけることを考えると5~10年先を見ていく必要がありますが、その5年も1年が5回なので、今年ももう7月半分以上過ぎております。
梅雨が明ける前に、暑くなる前に何とか鉢上げが終わってよかったです。
今後の生育が楽しみにです。
梅雨の最後の雨かもしれない今日。
明日で梅雨も終わってしまう、真夏がやってきてしまうそんな嬉しいやら、なんやらです。
現在、9月に発売予定の新著の最終校正などで、雨の日はとことんPC仕事をやっております。
ネタばらしすると今度は、『1㎡からはじめる自然菜園』で学研さんから出版させていただきます。
入門書でありながら、自然菜園の新たな一面「ぐるぐるプランリレープラン』のご紹介したもので、
初めての方でも、今まで菜園プランに悩んできたベテランさんまで、知って得する実践的な本になっております。
菜園プランも、ライフプランによって変わってくるものです。
★庭や小さな近所の畑は、キッチンガーデンに向いていますし、
★15㎡と30㎡ではまったく通う頻度だけでなく、菜園プランもただ広げるだけでは、、、
★100㎡以上の自給用菜園への応用の仕方
など、これからはじめる方、初めて分かった菜園プランの重要さに気づいた方、菜園プランにお困りの方、
そして今までの拙著を読んでくださった方に新たな寄りポイントをまとめた栽培手順をすべて盛り込んであります。
まだ、詳細の発売日はわかりませんが、
もう原稿の締め切りが今週いっぱいだということは知らされており、〆切間際で校正をまくっております。
それに今度の拙著は、購入者限定のスマートフォンやタブレットなどで、栽培の手順が無料ダウンロードできるサービスがつくので、
菜園に本を持っていかなくても、栽培の手順を再確認できる特典付きです。
お楽しみに~。
さて、先日雨の中、屋根の下でせっせと今年の春にやろうとしていて延期してきたある果物の鉢上げを決行しました。
それは、リンゴです。
3年前に、減農薬・無化学肥料・無除草での特別栽培の紅玉を食べて、その種を播こうと思ったことから始まりました。
その後、
このブログでも紹介した記事(2年前のもの)
そのあとは、草に負けたり、虫にやられたり、したものの
去年鉢上げして、再びポット栽培に戻したのが
これです。
当初が5~10cmだったものが、
2年経って、20~40㎝とかなり個体差が出ておりますが、80パーセント近く生き残っております。
直接大地に植えようと思いましたが、大きくなるまでにまだ時間がかかりそうということと、
紅玉の実生になるので、実際は、紅玉と他の品種の花粉(概ねフジ)が混ざった雑種なので、どんな樹で、どんな実がなるのか未知の領域です。
正直、奇跡のリンゴというくらいリンゴ栽培は難しく、これまでもいろいろ見てきましたが、無消毒では確かに奇跡に近い感じがしておりました。
今回の挑戦は、無農薬でも育つリンゴの栽培と無農薬でも育つリンゴの品種の育成です。
特別減農薬栽培されてきた素姓のリンゴを種から無農薬で育てれば、育ちやすいのでは?もしくは無農薬で生き残った中で無農薬リンゴの品種が生まれないか?など素人考えで、無謀な挑戦を始めたのが3年前。
去年、今年のマイマイガ幼虫の食害もほぼなく、多少病気が出ていますが、葉は枯れずについているものや、元気そのものと意外に行けそうな傾向があります。
もちろん、食べて美味しい実がなるかどうかはわかりません。そんなに簡単に見つからないと育種の世界が厳しいのも知っておりますが、直間は信じて行動して結果を修正していけば意外と実りが多いものです。
論よく証拠がもっとうのこの道18年。
けっこう根が回り始めてきており、鉢上げ(一回り大きな鉢に植え替えてあげること)してみようと思います。
左が鉢上げ前のもの、右が鉢あげたもの。
今回は、15年もののパークチップが手に入ったので、乾燥防止と草抑え、そして高温障害防止にマルチしてみました。
これから生長するには養分と地力が何よりかと思い、
リンゴならではだとは思いますが、落葉樹の落ち葉堆肥5年物と市販の果樹用の土をブレンドし、ニーム粕とミミズのフン土など忍ばせておきました。
これはチャイブ(西洋アサツキ)です。
ポット栽培中の果樹、特に市販のリンゴ苗がとても弱く、マイマイガで葉がなくなり、元気になってほしくて、コンパニオンプランツのチャイブを根元に植えたところ、
これが良かったのか、葉が復活してきたので、
今回4つ目の鉢上げから、チャイブを根元に混植して鉢上げしてみました。
一口に、紅玉の実生といっても、ご覧の通り、背丈も葉の元気さがまちまちで、
病気が出ているものもあります。
カビ類のかっぱん病でしょうか。
今回の鉢上げで、風通しがよくなって改善してくれると助かります。
苗の時から、病虫害に抵抗のあるものを育成できればと思い経過を見たいと思っております。
33株のリンゴや11株のブルーベリーの鉢上げなどを丸一日かかりました。
果樹は野菜と異なり、1年で実がなりません。
種から3年でやっとここまで、これが実をつけることを考えると5~10年先を見ていく必要がありますが、その5年も1年が5回なので、今年ももう7月半分以上過ぎております。
梅雨が明ける前に、暑くなる前に何とか鉢上げが終わってよかったです。
今後の生育が楽しみにです。
そうですね。
タマネギは、元田んぼや粘土質の場合、無肥料でも育ちます。
その代わり、火山灰土の様な場合、たくさん米ぬかなどを補ってもなかなか玉張りがよくなかったり、土質と苗の状態しだいによるところが大きい作物です。
ちなみに、もぐらは根を食べませんので、もし食害による根がやられたとしたら、冤罪で、ネズミによるものなので対策がってきます。
地域風土を活かしながら、動物などの獣害が少なくなるように、根本的な点からの工夫も必要になってくると思います。
やりながら知恵が湧いてくるといいですね。
タマネギは、根を育てることだと竹内さんが言っていらしたので、今年は根を寒さから守る事と春の草を抑えることを一番に考えて、肥料は来年早春に様子を見て、、と大胆なことを思っています。
排菌床やチップを入れると虫や獣が来ないから防除が必要ないと言われる農法,
試してみようか、、悩み満載のなか、考えてはみましたが、、、でも今まで通りでやっていこうと思い直しました。
畝の草を刈ってマルチにする時、野菜の根を気にしなくてよいところなら、少しノコギリ鎌を土に入れて、草の根を切ると同時に土に空気を入れようと思うのですが、どうでしょうか。
そうですね。
ノンベジ(肉食)モグラは、モグラ塚とよばれる盛り上がった土があり、縄張り意識の強いモグラは、畑(200~500㎡)に1匹位なので、対策しやすいものです。
雑食のネズミは、モグラの穴を利用したり、元々穴を掘れるタイプなどが、無数に畑を荒らし回るので、数が増えないように、また被害が少なくなるように畦の草刈りや天敵を増やしたり、日々の野良仕事でコツコツ対策する必要があります。
つづく
タマネギですが、どの野菜も根を育てることが大切ですが、特にタマネギは根に根性がないので、生えてきた根を守って育ててあげるためにも、植える前の前作が大切で、草マルチなどで草を抑え、乾燥を防ぐことで、玉張りが良くなります。
野菜の根がない範囲(共存根圏)の草の根を直接切るとのご質問ですが、
私はやりません。
なぜかというと、
多年草の草の場合、根を寸断することでかえって草を株分けすることになりますし、
一年草の草の場合でも、切られた草は一時的にダメージを受けますが、その他の草はかえって元気になるからです。
地下の根は、地上部とつながっているため、私なら、適度に地上部のみ刈って、草そのものを(の根も)弱らせ、刈った草は野菜に草マルチすることで、野菜の根元に空気の層と保湿をもたらします。
一番簡単で、草を抑えながら同時に野菜も育てるので重宝しております。
ねずみの天敵はなになんでしょうか。
タマネギの後作がすいか、スイカの畝がタマネギになるものですから、今の時期、草マルチを厚くするのは難しいのです。どれぐらいできるかわかりませんが、がんばってみます。
堆肥と肥料の違いについての他の方の質問を読みました。イノシシが来るためヌカが使えませんから、良い土を作る堆肥の方に力を注ぎたいと思います。
草マルチをしていると下に見える土はコロコロで、2年前とは違う姿をしていました。
いつもありがとうございます。
そうですね。
一番は草マルチするだけで、野菜が育つような環境にどんどんなるように、3年後、5年後を見据えて、完熟堆肥を活用すること。
イノシシは目で見える獲物は絶対にあきらめないので、電柵やネットだけでなく、トタンなどでイノシシから見えない工夫も必要になってくると思います。
さて、ネズミの天敵といえば、
野良ネコ、ヘビ、カラス、猛禽類、キツネなど肉食動物ですね。
草丈が高いと、狩りがしにくいので、余り草を延ばしすぎないことが大切です。
うちもネズミがいますが、野菜に被害はほとんどありません。
というのは
・ネズミを増やさない工夫
・天敵が刈りをしやすい工夫
・ネズミの被害を軽減させる工夫
を重ねて行っているためでしょうか?
一度増えたネズミはなかなか大変なので、一度機械で耕して、数を減らしたり、巣を壊して、その後餌付けしないようにして、抜本的に改善しないとなかなか難しいのが現実です。
草を刈ってかることを空から見たら、、。そういう意味もあったのですね。
畑で草を刈るのは、時につらい。
教えて頂く事が、励みになります。
ありがとうございました。
本を楽しみにしています。
私も教えながら教わっていく感じで、少しずつ一歩ずつ草と野菜からいろいろ教わります。
今度の本は、テクニック的な要素が散らばっていて面白いと思います。
お楽しみに~