本日、後の予報。
16~19日まで、友人宅におじゃましての醤油・味噌造り。
1年ぶりの仕込み中です。それはまたの機会にブログに書きますね。
週末のシャロムヒュッテでの「あずみの自然農塾」の準備もしております。
もう植えてしまった方もおられると思いますが、安曇野は今がジャガイモの植え時です。
種芋は、できるだけ良いのもを準備します。
種芋は、60~80gのSサイズか、手にはいらなければ写真のように150g前後のMサイズを使います。
種ジャガイモは放っておくと、芽が吹きすぎてしまうので、大きくてもこれぐらいまでのものにし、それ以上は取ってしまいます。
ジャガイモは、そのまま植えるのが自然なのかと思いきや、
元ジャガイモ畑でトラクターなどで耕されて粉々になったものの方が芽噴きが強く面白いものだと思いました。
自然菜園の自然は、2つあります。
1)まずは自然体で野菜と向き合えること。自然な人の菜園。
2)また、野菜は全世界の各地から日本に来ているので、現地の気候風土なども加味した野菜自身の自然。
この2つが、交錯するところに里山のような自然菜園は育まれていくと思います。
ジャガイモの故郷アンデスに想いを馳せながら、今回は、120gのイモを二つに切り分けます。
ジャガイモには、頭とお尻があります。
お尻と頭を結ぶように切ってあげると、芽吹きが揃い収穫期を逃しません。
実際に切ってみると、お尻から芽に向かって一筋の線が見えます。
私の場合、更に頭を切り落としてしまいます。
こうすることで、残った太い芽のみが出てくるので、芽かき不要になります。
60~80gのSサイズの場合、半分にはせず頭だけ切り落とします。
最小限の切り口にすることで、傷口から病気が入らないようにします。
ムギは踏まれることで、強くなります。
ジャガイモは、切られることで、芽吹きが強く揃う感じがします。
甘やかしたり、放っておくことだけが自然ではないようです。
野菜との会話ができたらいいなーと思います。
これは自家採種のうちのアンデスレッド(左)と下栗二度芋(右)です。
無肥料で自然菜園で栽培し自家採種することで、自分の家の在来種が育ちます。
生徒さん用のアンデスレッド。
無肥料栽培の北アカリ。
お気に入りのベニアカリ。
今年初めてのドロシーです。
最低3日。できれば良い状態で5日間前後、しっかり切り口が乾燥しカサブタになるまで日中風通しの良いところで干します。
灰は塗りません。
拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)では、ジャガイモについて余り触れることができなかったのですが、
ブログなどで補完できたらと思います。
◆お知らせ
せた農こと、「せたがや自然農実践倶楽部」からお知らせです。
前回『東京で自然農をはじめよう!』で講師をさせていただいたことをきっかけに、二子玉川にあるせた農の畑にお迎えして『自然農講座パート1:春の種まき編』を行います。
4/29(月・祝)『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート1:春の種まき編』
今月の菜園スクールは、
4/20(土)&21(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
4/27(土)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」
16~19日まで、友人宅におじゃましての醤油・味噌造り。
1年ぶりの仕込み中です。それはまたの機会にブログに書きますね。
週末のシャロムヒュッテでの「あずみの自然農塾」の準備もしております。
もう植えてしまった方もおられると思いますが、安曇野は今がジャガイモの植え時です。
種芋は、できるだけ良いのもを準備します。
種芋は、60~80gのSサイズか、手にはいらなければ写真のように150g前後のMサイズを使います。
種ジャガイモは放っておくと、芽が吹きすぎてしまうので、大きくてもこれぐらいまでのものにし、それ以上は取ってしまいます。
ジャガイモは、そのまま植えるのが自然なのかと思いきや、
元ジャガイモ畑でトラクターなどで耕されて粉々になったものの方が芽噴きが強く面白いものだと思いました。
自然菜園の自然は、2つあります。
1)まずは自然体で野菜と向き合えること。自然な人の菜園。
2)また、野菜は全世界の各地から日本に来ているので、現地の気候風土なども加味した野菜自身の自然。
この2つが、交錯するところに里山のような自然菜園は育まれていくと思います。
ジャガイモの故郷アンデスに想いを馳せながら、今回は、120gのイモを二つに切り分けます。
ジャガイモには、頭とお尻があります。
お尻と頭を結ぶように切ってあげると、芽吹きが揃い収穫期を逃しません。
実際に切ってみると、お尻から芽に向かって一筋の線が見えます。
私の場合、更に頭を切り落としてしまいます。
こうすることで、残った太い芽のみが出てくるので、芽かき不要になります。
60~80gのSサイズの場合、半分にはせず頭だけ切り落とします。
最小限の切り口にすることで、傷口から病気が入らないようにします。
ムギは踏まれることで、強くなります。
ジャガイモは、切られることで、芽吹きが強く揃う感じがします。
甘やかしたり、放っておくことだけが自然ではないようです。
野菜との会話ができたらいいなーと思います。
これは自家採種のうちのアンデスレッド(左)と下栗二度芋(右)です。
無肥料で自然菜園で栽培し自家採種することで、自分の家の在来種が育ちます。
生徒さん用のアンデスレッド。
無肥料栽培の北アカリ。
お気に入りのベニアカリ。
今年初めてのドロシーです。
最低3日。できれば良い状態で5日間前後、しっかり切り口が乾燥しカサブタになるまで日中風通しの良いところで干します。
灰は塗りません。
拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)では、ジャガイモについて余り触れることができなかったのですが、
ブログなどで補完できたらと思います。
◆お知らせ
せた農こと、「せたがや自然農実践倶楽部」からお知らせです。
前回『東京で自然農をはじめよう!』で講師をさせていただいたことをきっかけに、二子玉川にあるせた農の畑にお迎えして『自然農講座パート1:春の種まき編』を行います。
4/29(月・祝)『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート1:春の種まき編』
今月の菜園スクールは、
4/20(土)&21(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
4/27(土)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」
現在、ブログに関するコメント、質問を手が空いた時に、無理なく返すのが手一杯で、またより複雑なご質問にブログでのご返信が向いていないことを悟ったので、現在毎月1回オンラインQ&Aセミナーをすることで、↓
https://shizensaien.stores.jp/
直接お話をして質疑応答できる時間を設けております。
そのため、1つ目のブログに関するご質問のみご返信せてくださいね。
書いてあることだけで判断すると、多分ジャガイモは行けると思います。あとは、実際に育ててみて、ジャガイモと要相談ですね。
ただ、ジャガイモは、有機物が混ざることを極端に嫌うため、耕さずに草マルチを重ねるか、土寄せし終わってから、草マルチをするかいずれかの方が良いと思います。
2つ目のご質問は、より状況(栽培環境や経験値、希望などを教えてもらって初めてお応えできるので、)や、是非どこかの機会でオンラインQ&Aセミナーなどでご質問お待ちしております。
https://shizensaien.stores.jp/
ご質問ありがとうございます。
※ブログの内容に関するご質問のみ無料でお受けいたします。それ以外のご質問は毎月開催のオンラインQ&Aセミナーで直接お受けすることに変更いたしました。https://shizensaien.stores.jp/
立派な芽がでますが、通常の無農薬栽培の場合、豆粒程度の収量しか望めません。(化学肥料であれば、芽だけあれば、上手にやれば収穫できます)
もし植えるところが余っていれば是非やってみてください。
私の場合、無肥料栽培でジャガイモを育てているのですが、その場合イモ由来のデンプンが50~60g位は初期生育に必要なので、
芽は、コンポストミミズのエサにしております。そこで育ったミミズを鶏のヒヨコのエサや釣りのエサにしております。
直感ですが、そこからも、立派な芽が出てきそうな気がするのですが?
そうですか、お役に立てて良かったです。
ピーマンが発芽したら播くポットなどの土も前もって温かい場所で温めてから播くといいですよ。
いろいろやってみてください。
じゃがいもひとつとってみても
いろいろと奥が深いですね。
だからこそ
野菜を育てるのは面白いなあと感じるのかもしれませんね。
今、夏野菜の育苗中ですが
野菜の個性もそれぞれだなあと。
竹内さんの本を参考に
ピーマンの種をポケットで温めつつ
まるで 卵をかかえる母鳥のような気分を楽しんでいます。
いろいろと丁寧に教えてくださって
ありがとうございました。
じゃがいも、楽しみです。
そうですね。品種によって休眠は違うので、まずは長期保存に適した品種を選び、
2℃で強制的に眠らせるなど品種に合わせた休眠温度で保存できますが、一般家庭では難しいと思います。
発芽条件が促進されるのは、暗く、適度な水分があり、温度が10℃以上になってくると発芽してくるので、
私は、無理な早植を避け、浴光催芽(種イモを10~20℃程度の光が当たるところに置き、できるだけ濃緑で、短い幼芽を育てる処理のことを言います)を行って我慢させて芽を揃えます。
お返事をありがとうございます。
透明マルチはそんな風に使えるんですね。勉強になります。
じゃがいもは
明るいと発芽してしまうからと
箱や袋に入れていましたが
暗い方が発芽しやすいのですか?
たびたびすみませんが
お忙しくないときに
お返事をよろしくお願いします。
そうですね。
休眠そのものは、ジャガイモによって違うのですが、デストロイヤー系は以外に休眠が浅い気がします。
そうですね、5~7℃の冷蔵庫クラスで、
明るい場所がいいですね。
暗いと芽が出ます。
透明マルチの有効な利用方法に、
草に弱いニンジン畝、タマネギの苗床予定地を耕し、畝立てした直後に透明マルチで草を焼き切ってしまう方法をプロは良く使います。
2カ月位前に行うと、草は温かいので良く出てきますが、その後、暑すぎて焼けて枯れてしまいます。
私は、極寒期の鶏小屋の保温に使うことがある位です。
もやしの原因、そういうことだったんですね。休眠のままにしておくのは、何度くらいをキープすればいいのでしょう?
冷蔵庫の野菜室保管くらいでしょうか?
白い芽はすべてとって、また芽出しをしてから植えつけるということですね。早速やってみます。まだ大丈夫とのことでほっとしました。どうもありがとうございました。
それと、もう1つおうかがいさせてください。透明マルチをなにか有効に利用する方法はありますでしょうか?おすすめがあればぜひ紹介してください。
そうですね。
ジャガイモの発芽最適温度は15~25℃ですが、
実際は10℃くらいでも、暗いと芽を出してしまいますが。10℃以下になると風邪をひき、霜に当たると枯れてしまいます。
つまり、慌てて外に出した時には、すでに休眠が明けて発芽スイッチがオンになっており、日中は温かく、暗かったので、芽がモヤシになってしまったようです。
透明マルチは、発芽後の芽を日中高温で焼くだけですから、
モヤシ芽はとても弱く、土に埋めると枯れたり、いたんだりするので、今回は日程もまだあるのですべて欠きとってから植えるようにします。
いろいろ調べたのですが、どうしてもわからないのでお教えください。
ジャガイモの種芋を早めに購入したところ、箱の中に入れておいたのですが、早めに芽が出てきてしまい、慌てて箱のまま外に置いておきましたが、見てみたら白い芽がたくさん伸びてきてしまっていました。ちなみに品種はタワラムラサキとデストロイヤーです。
山梨県在住、例年植えつけは3月上旬。あと半月ほどあるのですが、なにかいい手だてはありますでしょうか?芽はとっても大丈夫なのか、早めに植え付けをして透明マルチやトンネルなどで保温などしたほうがいいのか。
回答をどうぞよろしくお願いいたします。
やってみてください。また何かございましたらご質問ください。
使われている農薬のこと、無農薬、無肥料の食用ジャガイモをタネ芋にするという案、ありがとうございます。病気などに気をつけながらそのようにチャレンジしてみようと思います。
ありがとうございました!
無農薬栽培の種イモのジャガイモは、知りませんね。
種イモに収穫後、消毒することはないと思いますが、食用と異なる農薬を使って栽培しているため、食べてはいけないといわれています。
無農薬・無肥料のジャガイモ食用のジャガイモを種イモにするのも手かと思います。
その際は、そうか病など皮に病気がでていないこと、腐っていないことなど気をつけてみてください。
いつもこちらのブログでいろいろと勉強させてもらっています。
去年の春は間に合わなかったジャガイモに今年はチャレンジしようと思い、無農薬無肥料で育てられたタネ芋を購入したくいろいろと探していますが、なかなか見つけられません。今年は無農薬にこだわらずにとりあえずタネ芋を購入して育てて、来年から自分で栽培した中からいくつかをタネ芋として使うしかないのかな思い始めているのですが、もし、無農薬、無肥料のタネ芋の販売がある種苗店などご存知でしたらぜひ教えていただきたく、コメントしました。
もう一つ質問なのですが、種子によくある種子消毒はタネ芋類にも施されているものでしょうか?
お時間のある時にまた教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。