無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

丹波の黒豆の収獲

2008-11-14 18:42:59 | 自家採種
本日

今日は、昨日脱穀を終えた在来大豆(青バタ・丹波黒)を唐箕(とうみ)にかけ風選をしました。

丹波の黒豆は、丹波地方でしか採れない貴重な大粒の高級黒大豆。

お正月の煮豆で重宝されているお豆です。

今では九州・山陰地方で生産され、京都で売っているので、丹波地方の生産量より出荷量の方が多いのも頷けます。

実際、丹波黒豆の種子を購入しても、風土の違うここ長野県安曇野では育ちが悪かったです。

ところがうちの丹波黒豆は、自然農仲間から譲ってもらった貴重なもので、その友人の師匠(長野県在住)が自家採種し続けていた丹波黒豆でした。

ですから、栽培の難しいとされる丹波黒豆が、比較的簡単に、良質なものが収獲できます。

そのわけは、自家採種にあります。

自家採種することで、親が子に風土などの環境教育をするためか、なぜか他県や外国産の種子に比べて自家採種したものの方が、栽培が簡単になります。

遺伝的には変わらないのに不思議です。

例えるならば、
日本人と、純日本系同士の日系ブラジル3世は、顔は同じでも性格や習慣が全く違ってきます。

今年も無事収獲できた信州在来「丹波黒豆」に感謝です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「強制換羽」疑惑 | トップ | あづみの自然農塾で、「そば... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自家採種」カテゴリの最新記事