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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

育苗ハウスで苗土とエンドウ苗育て

2018-03-06 16:25:16 | 日々の自然菜園
新刊発売中!!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、

今日は、風速5~6mと結構強い風が吹いておりました。

ようやく、自然菜園スクールの申し込みなどのPC業務も一段落、3/17(土)~始まる自然菜園ベーシック、ベーシックプラスの案内を作ったり、準備に入れました。






ハウスの中は、ブドウも育てているので、ブドウの剪定がようやく終わったので、これから本格的な春の育苗準備に向けてフォーメーションづくりに入りました。


手前は、去年温床を行った跡地で、現在は、ホウレンソウと葉タマネギ。


あと少しで食べ終わる日本ホウレンソウとネギ苗。


一度ホウレンソウを食べ終わって、2回目のホウレンソウと葉ネギ苗。

といった感じで、ネギ苗とホウレンソウたちが食べ放題といった感じです。



さらに奥は、一昨年前温床⇒ネギ苗とホウレンソウ⇒去年冷床だった跡地で、現在、ネギ苗と鍋用のネギが育っています。




ネギを育てている間を掘り起こすと、カエルさんが冬眠中でした。


実は、この2年前温床だったところの土が、今年来年の育苗土なんです。

つまり、温床⇒冷床の間作にネギなどを育てて、踏み込み温床の土が、育苗土に育て上げているといった感じです。

実際に、ネギを育てると、病虫害予防になりますし、写真のようにミミズがやってきて、有機物をどんどん土にしてくれています。

もちろん、育苗土になっているのか、発芽試験は欠かせませんが、手間無くゆっくりと熟成させる育苗土は野菜の底力を引き出してくれます。




このハウス内は、放任していると、冬期-10~40℃にもなるので、昼間換気してあげたり、

ブドウの根本に、カマキリさんの卵をセットしたり、できるだけ、生き物の多様性を保つようにしているので、先ほどのカエルさんも自然と越冬してくれていました。






長野は、まだまだ寒いので、本格的な春の育苗はこれからですが、まずは越冬できないエンドウを春播きしました。

この時期、ぬらした新聞紙で覆うと凍るので、不織布を二重にして発芽を待ちます。

育苗はタネ採りとセットで非常に大切だと思っております。

実際に、自家採種(種採り)をすると野菜は在来化し良く育つようになります。

しかし自家採種した種が育苗しないと日本では育たなかったり、育苗で失敗してしまうと逆に貧弱になってしまいがちです。

そこで、自然菜園スクールを開校して5~6年は、卒業生にも苗を販売してきました。

それは、自然育苗した苗で、自然菜園で野菜を育てると、とても根性のある野菜に育つので、畑の状態がいまいちでも育てやすくなるからです。

ところが、風土も植える時期も違ったり、配送など手間もかかったので、今では、自然菜園スクールに『自然育苗タネ採りコース』を設け、すべての技術を公開しております。

実際に育ててみないとわからないこともありますが、育ててみてもどうしていいのかわからないのが育苗です。

逆に育苗がイメージでき、育苗をつかんでしまうと、野菜の気持ちが良くわかって、身近に感じられるようになるので、野菜を育てるのが楽になります。

現在は、大きなハウスがなくても、育つ方法を2~3構築中で、好みによって選んでもらえるようにコース内でご紹介しております。

これから、本格化する育苗が楽しみです。



特にお薦めのコースは、「自然菜園見学会コース」
百聞は一見にしかず、是非見に来てくださいね。最新の自然菜園をご紹介できればと思います。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
コメント (15)
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新連載2018年4月号『自然菜園で育てる健康野菜』~雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社)~

2018-03-05 10:26:26 | 日々の自然菜園
新刊発売中!!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、

久々のゆっくり家で過ごす日です。ここのところ、縁あって、東京、山梨×4、静岡、大阪などを出張しまくりまして、PC業務ができないほど家にいない日が続きました。
昨日は、地域の獣害対策ニホンシカの巻き狩猟もあり、家にいるのは本当に久々です。

今年はお隣近くて遠い山梨と縁が深くなりそうです。




先日、雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の見本誌が届きました。

なぜか、表紙に、パンダのシャンシャンと共に、新連載4月号~『自然菜園で育てる健康野菜』も顔写真入りで載せていただきました。

今年で、5年目の連載です。過去の連載が『完全版 自給自足の自然菜園12カ月 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方』(宝島社)


最近の2年の集大成が、『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)が最新刊として発売中です。





今回の連載は、自然菜園ならではの切り口で健康野菜に特化していままでご紹介できなかった野菜たちも登場する予定です。

自然農法では、土を健康にすることが基本であり、奥義でもあるので、スイカひとつとっても全く違った風味に育つので、昔の人は、話漢方として野菜を余すことなく利用してきたことがうかがえます。




また、公民館での自然菜園入門講座でも大好評の「季節の野良仕事」も毎月2ページご紹介していくので、季節のリズムに乗ったお世話を心がけていただけば、幸いです。

通常作業となると、野菜や草目線ではなく、人目線で、効率的に行おうと思い、週末草刈りに終始してヘトヘトになりがちです。

ところが、自然のリズムに乗って野良仕事として行うと、全く違った視点からお世話するので、そんなに力まずとも、持続できる形で日々のお手入れだけでもずいぶん楽できるようになります。

というのは、自然菜園ですから、自然の恩恵、自然の力などを最大限にテコ入れしていくので、タイミングよくお世話できると、とても楽しくできるからです。



今月号は、4月号ということもあり、菜園生活の特集もあり、




プランタ―での自然菜園のヒントもご紹介させていただいております。

現在、某出版社さんからプランタ―の監修を依頼され、意外と難しいプランタ―栽培を以下に自然の力を借りて育てるかまとめているので、しばらくこの特集を読んでお待ちください。


今年は、自然農法を志し、早21年目。
温故知新で三浦先生の「ガッテン農法」で最新の自然農法を学び、矢野さんの「大地の再生」講座から大きな視点(大地)からの風と水の流れを学び、自然菜園が飛躍できそうでわくわくドキドキが止まりません。

今年の自然菜園スクール2018は、11年目で新たな境地に行けそうな気がします。

特にお薦めのコースは、「自然菜園見学会コース」
百聞は一見にしかず、是非見に来てくださいね。最新の自然菜園をご紹介できればと思います。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
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