2019年3月3日(日)
博物館網走監獄は、網走刑務所の旧建造物を保存公開している野外博物館。網走刑務所は開拓のために囚人を集めて収容した歴史ある刑務所であり、国の重要文化財8棟、登録有形文化財が6棟ある。
網走刑務所正門。現在の網走刑務所と同じ形。博物館全体は愛知県にある明治村といった感じで、思ったより見ごたえがあり楽しめた。
庁舎。明治45年に作られたものを博物館へ移築したものであり重要文化財となっている。
職員官舎。看守長屋と呼ばれた。
道路を作る時、日帰りできない場所で作業した際に自分たちで作り、解体した休泊所。「動く監獄」と呼ばれた。
二見ヶ岡農場。網走刑務所は自給自足の刑務所であり、農作物や畜産物を生産加工した。生活態度が改善された囚人、出所間近の囚人が収容されていた。
5棟が放射状に広がる舎房。世界最古の木造刑務所建造物。
囚人の入浴。入浴にもルールがいろいろある他、脱衣から着衣までは15分だったそうな。
哨舎。見張り台であり、登録有形文化財。