自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

エミール大師と共に・すでに地上で700歳・・

2013年07月15日 | 健康と直結する”一元論”について

 大師たちの平均齢・数百歳            平成25年7月10日

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ファイル:Nanga Parbat 029.jpg

 

 著者はしがきから

わたしは1894年に極東を訪れた11人

の調査団の一員であった。

3年半にわたる極東滞在中、ヒマラヤの大師たち

に接触した。

大師は私たちが 偉大なる法則の働きを

実証されるのを実際に見るために、

大師がたの生活の中に親しく

入り込むことを許してくれた。


私のノートを今ここに、“極東における、

大師たちの生活と教え”

と題して、発表するが、そこに盛られた

内容をそのまま受け入れるか、否認するかは、

読者の自由である。

 

聖ヨハネにご縁のあるご先祖をもつ大師と

エミール大師、そして、調査隊の人々は、

翌日の朝食で再び会うことを約束して、

その夜の会合をお開きにした。


翌朝、皆 早起きして、朝会に出た。

宿舎を出るとき、同じ方向に歩く大師たちは、

まるで普通の人間の当たり前の姿で、歩き、

かつ、話会っておられる。 


調査隊の人たちにも 普通に挨拶を交わし、

彼らをびっくりさせた。

すると、大師は答えられた:


わたしどもは、あなた方と同じ人間にすぎないん

ですよ。

どうして、皆さんは私たちを 強いて変わった

存在だと見たがるんですか?


わたしどもは 決して変わってはいないんです。 

ただ、わたしどもは、神から与えられた力を、

皆さんより余計発達させただけなんですよ“

と答えた。

 

すると、調査団のひとりが尋ねた。

“それでは、あなた方と同じことが 私たちに

できないのは どういうわけでしょうか?”

 

すると大師は、

“わたしどもと 知りあう人たちが、私どもの後

にならい、同じ業をしないのは、何故でしょうか?

私どもは自分の生き方を 人に押し付けることは

できないし、また、押し付けようとも思いません。

 

人間の生き方は、皆自由だし、それぞれの生きたい

道を行けばいいのです。

私どもは、ただ、易しくて、簡単な道、わたしども

これまでやってみて、非常に満足のいく道を

示そうとしているだけです。“

 

 

ここで、食堂に入った、著者は もう一度

エミール師とその知人の大師たち

(霊体で現れた5代前の祖先とその霊の子孫)

のことを観察して以下のように書いている。

 

“反対側のテーブルに今、4人の人が座っている。

その中には、この地上に 1千年も生き続けて

いる人が一人いる。


自己の身体を完成し、何処へでも、望むがままに、

身体を顕すことができるが、今まだ、35歳ぐらい

の人間の身軽さと、若さを保っている。

 

その隣には、前にも述べた家の5代目の 直系

の子孫が座っている。

地上に700年以上も生きているが、肉体は

満50歳より、一日も老けては見えない。

 

この方々が、常人と同じように、私たちを話を

まじわされるのである。

また、500年以上も生きていて、まだ50歳

そこそこしか見えないエミール師や、ほぼ50歳

で年齢相応に見えるジャストもいる。


皆がまるで兄弟のように、話し、偉ぶった様子

一つとてなく、親切で素朴、しかもその発する

一語一語の筋が良く通り論理的である。

 

いささかも、神秘的、あるいは奇怪な様子がなく、

まったく日常の会話をやりとりしている、当たり前

人間にしか見えない。“[152]

 

さて、食事がすんで立ち上がると、ある同僚が

たちあがり、勘定を支払うべく店の人の前に

たった。すると、エミール師が

 

“みなさんは私どものお客様ですから”

といって、空っぽの手をその店員に差し出している。

すると、その手の中に、ちょうど、勘定分だけ

の金が入っていた。

 

著者は、エミール師が金銭を持っていないこと

はわかっていたし、自分たちに必要なものは、

無限供給のエーテル世界から(大師は)

いくらでも 造りだされるので、金銭は

無用でもあった。


著者は ここでも、金銭でも必要とあらば、

すぐに普遍原質の中から造りだされることを

目のあたりにしたのである。

 

こうして、食事後、大師は自分の分隊に

返るからといって、著者と握手をすると、

パッとすがたが消えた。

後で確認してみると、姿が消えてから10分

以内には、自分の第五分隊に姿を現していた

大師であった。

 

その日の著者の任務といえば、エミール師とジャスト、

ヨハネの記録をつけていた大師とともに、村々を

散策して、ヨハネの足跡をたどった。


12年間滞在していたヨハネが、どのように生活

していたかを、まるで、現実の生ける人のように、

感じられるまで詳細に 関係者から話が語られた。


さて、ここから再び、調査員の一人だった、

著者の言葉である:

 “一日中歩き回り、一番味深い歴史上の出来事の

話に耳を傾け、数千年前の事件の現場で夜の帳を

前にしつつ、英語に翻訳されていく記録に聞き

入ったため、すっかりくたびれて、村に返ってきた。

 

しかし、同行の3人の方たちは、何の疲労の様子

もない。

私たちは埃をかぶり、汗で汚れているのに、この方

たちは平静で、その衣服も朝出かけたままの白さで

埃一つついていない。


尤も、散策の途中も、その衣服に汚れのつかない

ことに、気づき、何度も私たちがそのことに触れたが、

何の返事も聞き出せないままになっていたのである。

 

夜になって、また、その話がでたので、ヨハネの

記録をつけた大師が答えてくれた。“

此処で答えた、大師の言葉が以下である:

 “それは、あなた方には珍しいでしょうか、

神の創造物が、望まれもせぬのに、また、

その所でもないのに、同じ神の別の創造物に

くっつくということの方が、私どもには

珍しいのです。

 

正しい考えができるようになると、そういう

ことは起きなくなるものです。

なぜなら、神の原質が そのいかなる部分

にせよ、所を間違えたり、望まれぬ所に置かれる

ということはできないからです。“(153)

 


すると、著者がここで、驚くことを体験した:

 “すると、驚くべし、一瞬のうちに、私たちの

衣服や肉体から、一切の汚れがなくなり、

大師たち同様の清浄さとなったではないか。


この変身は、そこに立っている間に、三人が

三人ともに起きたのである。

 

すべての疲れは去り、あたかも、朝ぶろに

入ったような爽快さとなったのである。

これが、私たち質問全体に対する答えであった。”

 

その夜は皆、この大師方たちと宿営した。

もっとも、深い平安な気持ちを味わいながら、

寝付いたことだろう。

著者は続ける:


”人類=この方たちの呼びならわしに従えば、

同胞たち=の為に、かくも偉大なる働きを成して

おられる、この素朴、かつ、親切なる心の持ち主

たちに、私どもが寄せてきたこれまでの畏敬は、

急速度で最も深い愛に変わっていった。“

 

こうした、不可思議な特別な体験を、少しも自分

たちの手柄とすることなく、謙虚に、神の現れ 

と語り、我自ら何事も無し能わず”と慎み深く

普通の人間として接する大師たちに、著者は

感想を述べる。

 

“私たちはこの方たちを兄として見上げ始めた”

(154

畏敬や畏怖ではなく、家族的な愛情を持ち始めた

のだった。

 

 

 

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