自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

エミール大師と共に。。。齢400歳の美女

2013年07月27日 | 健康と直結する”一元論”について

 半年近く一緒に暮らす  平成25年7月27日

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ファイル:Nanga Parbat 029.jpg

 著者はしがきから

わたしは1894年に極東を訪れた、11人の調査団

の一員であった。3年半にわたる極東滞在中、ヒマラヤ

の大師たちに接触した。

大師は私たちが 偉大なる法則の働きをが、実証される

のを実際に見るために、大師がたの生活の中に親しく

入り込むことを許してくれた。

私のノートを今ここに、“極東における、大師たちの生活

と教え”と題して、発表するが、そこに盛られた内容を

そのまま受け入れるか、否認するかは、読者の自由である。

 

**********

 

日、調査隊は この村を出発した。3日間、山の多い、

でこぼこ道を歩いた。

人口も少ない地帯で、宿舎も見つからず、毎夜、テントを

張って就寝した。

今回は、エミール大師が同行しているので、あの無限の供給

技を目にした以上、特に食料には危機感もなく、食べ物が

ほしい時は、自然に出てくるということに慣れっこになって

しまった。

著者はそのあたりの体験を次のように、記している;

 

”食べ物がほしいときは、自然に出てくるのであった。

食事の支度が終わると、もう、食べ物がすぐにでも食べら]

れるように、チャンと手元に現れて出てくるのであった。

その上、食べても食べても、尽きることがなく、いつも

少し残るほどの分量だった。”(224)

 

こうして、三日目に広い谷の入り口につき、この谷を通過

すると、目的地の村だった。冬の宿営地としたいきさつは 

悟りを開いた大師たちの多くが この村付近の出身で,これ

までであった大師たちからも 遊びにくるようにとお誘い

を受けていたからだった。

 

ここに、冬の間、泊まることができれば、そういう大師たち

の日常生活をもっと、身近に観察できる機会が持てると

期待をしていた。11月20日に 村に到着した。

これから降雪が深く、旅行は困難になるが、それまで、この

村を中心にして、探検隊は回れるところへ短い旅を計画して

いた。

 

村の人たちの家には錠がかかっておらず、探検隊の人たちが

いつ、家に来てもよいよう、解放して歓迎してくれた。

 

すると、ある 村の女性が自宅を隊員達のために解放するので、

緒に生活してもよい提案してくれた。

そこで、宿から荷物をその女性の家に移し、残りの滞在期間

の足場にすることにした。著者は以前、この女性にあったこと

があると次のようにいう。

 

”私は決して忘れることはあるまい。それは国境近くの小さな

町であった。初めて紹介されたとき、私たちは彼女を18歳

ぐらいだと思った。それにしても、なんと美しい女性である

ことか。

 

ところが実は 彼女の年齢は400歳を超えていること、そして

多くの導師たちの間でも一番 人々に愛されている方だという

ことを聞かされた時の私たちの驚きは大変なものだった。

彼女はこの仕事に 全生涯を当てている。

 

実は、私たちは それまでに2週間もの間、毎日彼女と接触

していたのであるが、彼女の家で会って、初めて彼女の本当

の人柄が判ったのであった。

その家に住んで毎日接触してみて初めて 人々に愛されて

いる理由がすぐわかった。

 

どんな人でも彼女を愛し、敬せずにはいられないのである

結局、12月21日から翌年 4月まで、私たちはこのご婦人

の家に住み、彼女の食卓で食事をした。

 私たちは彼女の過程生活や、この村の数人の人々の家庭生活

を観察する機会を十分に与えられたが、その生活は誠に、

理想的だった。

これらの人々すべてを観ればみるほど、一層私たちは彼らを

愛し敬していくのだった。

 

彼らの年齢などもすべて戸籍で証明する機会は十分あった。

この土地の戸籍もまた、私たちの戸籍同様、間違いや矛盾

の記載など、一つもなかったのである。”(225)

 

 

ヒマラヤの山に咲く シャクナゲ

参考)

ヒマラヤ聖者の生活研究―自由自在への道 全5巻

S54年6月5日第五版 ベアード・T・スポールディング著 

仲里誠吉訳 霞が関書房

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