オムレツと共に

オムレツはあくまでシンプルな味付け。一緒に添えられるココットパンには、オムレツと食べて、おいしいものが入っています。
私はこの辺りで産直であるFoie grasとノルマンディ・ポテトを。オムレツと合わせると、豊かな風味が広がります。
マッシュルームやハムも合いました。他にはサーモンも人気があるようでした。

巡礼者のためのオムレツ

たくさんの巡礼者に、どんどん出せるように考案されたオムレツは、まったく違う面白い食べ物でした。銅のボウルでしっかり泡立てられた卵液は、表面だけは、薄くしっかりと焼き上げて、中はクリーミーな泡立っ卵黄液という感じ。経験のない食感です。薪の火力と、銅のパンが作り出す、不思議な感覚でした。食は面白い！

風雨の夜は

風雨が強くなりました。島は居住者と、少しの宿泊客だけになり、急速に静かになっていきます。
昔は日没と共に、閉ざされた門は、今はあいたままとのことですが、静かな結界がはられたように感じます。
ホテルの客だけとなったレストランは、穏やかな暖かい場所に、表情を変えました。昼は喧騒の中、行列していましたが。

島の土台としてある石組に、アーチを組み合わせた、レストランの壁です。

一筆書きの力

ホテルの部屋のドア・サインです。一筆書きなのに、モンサンミッシェルの印象を、よく捉えています。
室内は簡素で、ベッドと机と椅子、小さな浴室だけです。静かな気持ちになります。

モンサンミッシェルは、日本人に人気があるらしく、大量の団体ツアーをみました。４時間の間に、私は１１の団体に追い越されました（笑）。デジタルカメラになり、フラッシュ連発で無くなったのは、一つの救いかな？と思いました。

見上げる

流砂のある、満潮時には海面になる場所まで下りてくると、モンサンミッシェルは馴染みの姿になってきます。
旗の右手に見える窓が、今宵の宿の一角です。

坂道を下る

石段や石畳の坂道を下り、修道院から、下りてきました。それでも。小さな通路のいずれからも、塔はみています。

歴史を語る天井

モンサンミッシェルは、長い月日をかけて、造営されてきました。政治の場所として、砦として、修道院という祈りの場所として。
この天井は１５世紀と１８世紀の、繋ぎ目です。

海外でのモバイルは難しい

おはようございます。フランスでは手間なく、ネットワーク構築できたソフトバンクモバイルですが、英領の小さな島に移動してからは、電話しか使えません、とほほ。
それでも島の北端、フランス本土が見える場所、２４キロと書いてありましたが、ここまでくると、フランスの電波をキャッチできて、先程の記事を送ることができました。
WiFiが使えるネットカフェは、増えていますが、日本のように携帯電話に依存するネットワーク社会とは、また違っています。


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