過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

懐かしく蘇る親子競作本

2014-03-30 10:59:29 | 食に関わる情報本
おはようございます。雨の日曜日です。都内の桜は三分から五分咲き、この雨は乗り切ってくれると思います。

ダイブ待った本がamazonから届きました。

■「カツ代流 しあわせごはん・ケンタロウ流ウマイめし」
講談社から2000年に発行された本。
同じテーマや食材を、二人がそれぞれに料理して、見開きに並ぶスタイルのレシピ本です。

発売された当時は、本屋で立ち読みしただけでした(苦笑)。親の七光みたいにケンタロウさんを見ていた頃でした。
いま読んでみると、全く違った。塩加減や彩りの組み方は似ているけれど、二人のベクトルは違っていました。
カツ代さんは、時間がなくても安定した味が作れるように考えていて。ケンタロウさんは、驚きがある実験ごはんを作っていて。
カツ代さんの味の中で育って、その先へいくことを選んだのだなって思いました。

本の中の写真の二人は、それぞれに輝いています。発行された2000年、その前後、お二人は並び立つ仕事の日々だったのでしょう。
今はお二人の新しい仕事に出会うことは出来ません。だけど、本の中のレシピは今も魅力的に誘います。いのちを持つ、っといえば伝わるでしょうか。14年前であるのに色褪せない凄さ。
分野は全く違えども、こういう活きる仕事をしたい…そう引き締まる一冊でした。
親子で競作できる…厳しいけれど、誇らしい時間だったろうと、思いやる本でした。


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コメント (4)
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