過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

クース味噌和えの味わい深さ:朝食バフェから

2018-03-29 05:49:00 | 日いづる国の伝統食
blog記事は旅&食記事しか取り上げませんが、仕事絡みの旅なので(笑)、朝食は朝一番にとり、動き出すのです(ニッコリ)。
連泊時のバリエーションへの配慮が、ホテルの評価に、大きく影響するのです(笑)。



■青パパイヤのクース味噌和え

人参しりしりにしては、色が明るい?(ニッコリ)
クース味噌の赤茶色に染まった、乳白色の青パパイヤでした。

シャクシャクした青パパイヤが、ピリッとした辛味と、味噌のこくに染まる、元気のでる副菜でした。
お気にいり!
必ずクース味噌を買って帰ろうと、思ったのでした(ニッコリ)。

調べてみました(笑)。
沖縄の言葉で、唐辛子をコーレーグースと呼びます。「高麗胡椒」が語源ではないかと、書籍で読みました。
そこから転じて、島唐辛子をそのまま、泡盛に浸けた調味液体を、コーレーグスと呼び習わしてもいます。

唐辛子を刻み、泡盛、味噌と合わせ発酵させた調味料は、クース味噌、グス味噌と呼ばれ、先島諸島に起源があるとのこと。にんにく、生姜等をすりおろして加えて、各家ごとに特徴があるのだそうです。
こちらが、今回、私を魅了した「クース味噌」でした。

沖縄本島や島嶼部の料理にかかせない調味料は、塩と味噌。豊かになれば、泡盛、きび糖が加わるとのこと。それを活かして、発酵食品にし、長期保存できるようにする工夫が、これらの伝統調味料から学ぶことができるのです(微笑)。

もう一つ。発音が近いのが「くーすー」です。こちらは泡盛を熟成させた「古酒」です。古酒をクースーと抜けるように明るく発音します。お祝い事にはかかせない貴重品で、戦前は一般には手に入らない品だったそうです。
クース味噌を、古酒を混ぜた味噌かと尋ねて、クックに苦笑されたワタクシでした。ちゃんちゃん♪
■イリティダ、ホテル・ニラカナイ・西表島


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穏やかな気質がみえる水牛:由布島

2018-03-29 05:00:19 | 旅日記
由布島では、水牛は三つのグループに、柵でわけて、飼育されていました。
○水牛車で、まさに労働中!
○本日、労働シフトだが、休憩池にいて、水に浸かって、体温を下げている牛
○本日、労働シフトにない牛、高齢牛、子牛



■今年生れた水牛の赤ちゃん、まだ働いたことがない

水よりも、陸地にいることを好む子牛。皮膚は長い毛に覆われている。
ふんわり笑っているかのような顔で、じいっと目をとじたまま。(微笑)



三頭で寄せ在って眠る。ひたなぼっこというか、夏の陽射しのなかで(笑)。
子牛の間は身を寄せ合うが、成熟し
働くようになると、寄せ合うことはなくなるそう。
どの子牛も、お互いにくっついていようと、近寄り続ける動きをしていました。



■本日、水牛車を引く労働シフトだが、休憩池にいる牛
成熟した牛は、カバのように硬い皮膚に覆われていて。虫の刺激をさけるため、泥を皮膚にぬりつけるために、池に沈むことが習慣とのこと。由布島では、体温を下げやすい海水を、より好む牛がおおい、とのこと(ニッコリ)。

「気持ち良いさぁ~」
そう言っているような、穏やかな顔が、休憩池に、たくさん、ぽっかりと、みえました。

この角が、アジアでは印鑑や彫り物美術品に使われてきた、水牛たち。

4歳くらいから引き、飼育下では20~30年ほど働く水牛。
子牛も成牛も、穏やかな気質がみえるような面差しに、何だかホッとしたのでした。
■由布島にて


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