過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

一粒の梅の実から 

2021-06-09 03:45:00 | 植物日記(季節のある暮らし)



我が家の盆栽仕立ての、枝垂れ梅に、今年初めて、梅の実がつきました。
木には負担になるだろうけど…。可愛かったので、毎朝、眺めて、ひと月余り過ごしました。が、激しい雨の翌朝、枝から離れていたのを拾い上げました。

ティ・スプーンと同じサイズ。ふんわり甘い香りがします。昨夜、帰宅したら、キッチンにほのかに甘い香りがして、追熟したのが分かりました。(ニッコリ)

たった一粒の梅の実の存在感。

こんな梅の実が、たくさん実って、手仕事を経て、梅干しになって、何年も瓶で寝かせて、薬のように扱われていたのか…。
ちびの日に、庭先に広げられた、母の梅仕事の風景が、脳裏に浮かびました(微笑)。
生活の糧を作る、手間おおき手仕事であっても、香りや色の変化は、おそらく、心に優しい喜びも与えてくれたのだろう、と、想いを馳せました。


コロナ禍と言われるなか、何とか過ごしてきた一年余り。今までと大きく変わった生活の中で、「実り」とか「変わって欲しくない価値」とかを、考えている自分に気づく機会が、多くありました。
肯定だけではなく、足りない自分に、気づく時間でもあって(苦笑)。

せめて、この気づきを、この先の時間に活かしていきたいと思う夜更けです。忙しく動き出したら、忘れてしまいそうな淡い思い(笑)を、このblogに書き留めておきます。
コロナ禍が歴史の一部になる頃、自分の進化点の一つだったと、せめて肯定できるように、今日から歩いていきたいと思っています。  (20210609 未明に)


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
にほんブログ村 今日食べたもの


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遅い時間からでも、漬けの刺... | トップ | 緑の宝箱から、蕎麦をたくる夜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

植物日記(季節のある暮らし)」カテゴリの最新記事