『玉葉水初日宿せり柏打つ』
『初日注すこうべ垂れたり玉葉水』
初詣代わりにフイールドへ行く 稜線から遅い初日が谷田に届いた
林縁の葉玉から虹が目を射す これも若水の輝きには違いない
今年も安全に活動できますように
『元旦に御幣敷きたる谷田の霜』
『谷田の霜踏みて戯る独歩かな』
谷田はまだ日陰 墨絵のような色彩のままだ 凹凸陰影は御幣のようにも見える
切り株がプチプチのように思えて 聖域に踏み込んでしまった
いつまでたっても大人気ない 今年も罰当たりの一年だろうか