トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

一番春見つけた

2009-01-08 | 小父のお隣さん

Sn3d0461『梅便り聞きて探せば低き陽を受けて香りし苫屋の奥に』

『藪つばき魅せる森行く我が魂は蹄が踏みし土にこそ在れ』

『雪に紅移して負けじ藪椿夏の照り葉も光新たに』

『寒椿主張は堅し立ち姿凍えもせずに鮮やか清か』

梅便りを聞いたので 散歩の途中 梅の木を注意してみていたら見つけた

廃屋同然の小屋の脇に咲いていた

桜もそうだけど 満開よりも咲き始めのまばらな風情が自分にはいい

「苫屋か」と思ったとたん 「われは海の子」の一節が出てきた

それとともに 少年の頃読んだ漫画で唄っているシーンも思い出した

何の関連があるのか 記憶に残っていた理由はわからない