トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

下萌えれば春

2009-01-15 | 小父のお隣さん

Sn3d0474『踏み込めば砂走りかな崩れゆく土無き面の立ち木も哀れ』

『林床は川原に落葉したるごと表土育つは我去ぬ先ぞ』

『下萌えは十三歳の時なれば土壌育つはまだ先の先』

『この森に幾年かけて穴穿つどの里山もかくやあらざむ』

光の入らなくなった森は表土が流れ浸食孔や溝が崩壊の序章を演じている

今 作業している面も例に漏れず表土は流失し土壌浸食が始まっている

竹切りでなく雑木林の手入れをしたいのだが 道理としてはこちらが先だ

切った竹を水平に置いて多少とも流出を緩和できればいいのだが

気休め気休めと言い聞かせて今日も終わった