『多動なる遊び子たちの不思議さよ四つ這い移動どの子も倒る』
『身使いの均衡悪しき遊び子にせめて遊べよ多様な動き』
『多動なる遊び子たちが整然と山道歩むリュック背負いて』
『一つ脚椅子に座りし遊び子は多動と言われ我慢できぬと』
物干し竿の上を渡っていたような子が 四つ這い移動を試みさせると腕が使えない
こんな事例に事欠かなくて愕然としたことがあった若き日
当時は保育研究会などで「転倒すると顔面制動する」ような事例が多く報告されてきた時期でもある
背景の一端は知識として入手できたが現場の活動に体系的な指針や指導は未熟だった
今振り返ってみると作業療法の中の解説が結構役に立ったと思うのだ