トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

庭の萩

2011-09-13 | 感じるままの回り道

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 庭の萩が遠めにも判る様になってきた。でも周囲は草茫々で草薮に等しい。それでも花数が出揃ってくると秋の到来を感ぜずにはいられない。

 フイールドのヤマハギも花を満艦飾にして風に揺れているのだろう。今期は眺めることも出来ない身の上だ。庭の草薮から花枝を揺らせている萩も風情があるが、フイールドの身の丈3mに近い大萩の満開は声も出せないほどの悪党菅、でなくて圧倒感がある。

 通院するのに車まで飛び石を伝い松葉杖で通るのだが、どうしても萩の枝先に触れる。その後はお決まりの様に腕がムズムズしてくるのだが、見れば必ず薄緑色のアブラムシがいる。枝先に群がっているから仕方あるまい。吸蜜用に植え込んだものだから殺虫剤も使えない。いや使いたくても自由が利かぬ身では無理な話である。


*中愁節

2011-09-13 | 今はうたかた

           名月に哀しみ増して賽の原

           名月は月のしずくと頬にあり

           人無きもあまねく照らす夜半の月

           闇の海弥陀は光と昇りたり

           名月よ黄泉路にとどけ帰路照らせ