トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

感性の発露

2013-02-21 | 遊び子は

Photo  太平洋側に雪をもたらした低気圧が去った翌日、晴天だったが気温は低くなった。そんな中、フイールドにやってきたボクちゃんは泥遊びにはまっている。心は春に違いない。

 午後も遅い時間で、風もさらに冷たさを増しているのに気にもしない。近くで見守るママも余計なことを言わない。普通なら「ダメダメ、汚い」「汚れるでしょっ!」と言われている場面だが、遊びに興じている幼子を見ている小生も幸せな時間だった。Photo_2

 気温は低くても真冬の頃と異なり、ここに日差しが戻ってきて、枯草に目を凝らせばオオバコやスズメノテッポウなどの野草も芽を出している。春到来をいち早く感じ泥遊びなんて、幼児期にしかできない貴重な時間だ。

 それができるのも、辛抱強く見守る賢いママがいるお蔭でもある。この子ども達が泥水地に飛び込む日もそう遠くない。思ったことは、「春は名のみの風の寒さや」なんて感覚は、理屈で整えたい大人の感覚に違いない…と言う事。


**元旦

2013-02-21 | 感じるままの回り道

  初日見に明けの山道月の道久しぶりなり明星を見る

  孫のため初日詣でに山のぼる暗き山道爺禊ぎ道

  初夢は昼より見たり大陸の果てに住まいし孫の顔見に

  歳満ちて残り手足の指のうち孫の顔見て思い新たに