大寒波車も止まる猛吹雪悲報に走る臨終の床
義兄の身は内憂内患内戦の戦士を終えて旅立てるなり
雪の郷縁遠ければ着る服の間に合うもなく列車で向かう
雪の夜は音も聞こえず冷えつのる義兄小さき棺に静か
哀しくも懐かしくあり義兄送る最強寒波豪雪の中
鉛色雪の空色懐かしく零度の道をお斎に向かう
大寒波車も止まる猛吹雪悲報に走る臨終の床
義兄の身は内憂内患内戦の戦士を終えて旅立てるなり
雪の郷縁遠ければ着る服の間に合うもなく列車で向かう
雪の夜は音も聞こえず冷えつのる義兄小さき棺に静か
哀しくも懐かしくあり義兄送る最強寒波豪雪の中
鉛色雪の空色懐かしく零度の道をお斎に向かう