トンボ池のオーバーフローから水が枯れて久しい。チョボ水だが流入させているし満水位にならないのは漏水が原因だとは理解していたが個所が不明だった。
池の堤に沿って流している排水路両脇を刈り払いして漏水個所が特定できた。流出部は確認できたが流入部が不明なので流出部から遡って掘り上げることにした。手間はかかるが根治術としては最良である。
ところがこの日、午前中に35℃を記録した。掘り進んだ距離はスコップ長の3倍で3m、深さは50㎝である。大した量ではないのだが猛暑日では発汗も心拍数も上昇気味で、広島の土石流災害現場での作業の困難さが偲ばれる。
地下水路を顕わにしながら流入口まで掘り上げ、突き固めながら埋め戻したが土の量が足らない。掘った体積のの2割程度は不足するのが通例で、これは泥浚いをして調達した。連日の猛暑日で1週間もすれば十分な強度に固まる。