瓦礫山血肉踏み分け泣く子らの声聞かずとも街はかなしき
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声きくときぞ秋はかなしき 猿丸大夫
街固め荒野も行けぬ地雷原我が両脚は塵と降りたり
君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇
血は流るメシアも効かぬ盗った側からくれないにガザくくるとは
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれないに水くくるとは 在原業平朝臣
パレスチナなんと厳しさまさりける命も街もかれるとおもえば
山里は冬ぞさみしさまさりける人目も草もかれぬと思へば 源宗于朝臣
誰もかも知る人死せむ荒砂に待つも昔の友ならぬ国
誰をかもしる人にせむ高砂の松も昔の友ならぬくに 藤原興風
全燔祭丸焼き供物自治区かな生き延びた民ナチ倣うなり トロル叔父