トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

コナギの抜き取り

2014-08-30 | 水辺環境の保全

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 泥水池の除草を始めた。今季何回目になるか、コナギの抜き取りである。抜き取っても抜き取っても次々と発芽してくる。

 連日続いた真夏日、猛暑日が一休みして、まあ草取り日和だった。それでも抜き取り畦に投げ集めていると汗が噴き出してくる。少年の頃の田の草取りを思い出すが、それに比較すれば楽な作業である。嫌なら止めれば良いお気楽さがあるからだ。

 農作業で「草取り」はきつい労働とも言われているが、従事した体験からは「そうばっかりでは無い」のが感想である。取り方や処理の仕方などの工夫だけでなく、眼前に展開する生物の様子などは楽しみでもあった。ましてや暗くなるまで這いずって草取りした青田は疲労感とともにも達成感があったのだ。除草剤頼りではそうはいかない。


*積年の恨み

2014-08-30 | 小人閑居して憮然

             穂は喰われ株は泥漬け秋の空

             網壊し稔田消える猪うたげ

             水落す棚田に稲穂無かりけり

             稲穂無き泥漬け今日は猛暑の日

             二百日稲穂は猪を肥しけり

             運動会穂喰い競争猪走る