トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

イモリの幼体

2015-08-01 | 小父のお隣さん
 泥水池除草中にイモリの幼体が出てきた。30mmほどの体長だが、このサイズを視認する機会はほとんどない。アカハライモリと思って確認のために裏返したが腹部は赤くも無く斑にもなっていない。薄いムギワラ色一色だった。
 これで何時もの迷宮に入った。「アカハライモリか別の種類か。もしかしてサンショウウオ…」。猛暑の中では頭も体も働かない。

猪突猛進

2015-08-01 | 小人閑居して憮然
 拠点の獣害防止柵で囲ったサツマイモ畑が一夜にして全滅となった。畝は五列あったのだが耕転したように平坦になってしまった。金属柵なのだが下部を押し上げ、押さえもろとも役立たずだ。小生の区画にある生姜も鼻先が入っているが生姜株そのものまでは被害がなかった。
 残りのミニトマトやエゴマなどは口付かずだったけれど再度の襲来もありうるから突破部分を補修し、柵の外周に忌避剤を散布した。この忌避剤は兄が効果があるからと送ってくれた薬剤だけれど、畑には柵を設えたし食樹する予定の株もとに噴霧するつもりで使用しなかった物だ。柵の外周と生姜の区画に噴霧して生姜だけは収穫したい。生姜シロップは冬季の携行ドリンクなのである。
 猪被害は部農会が農地に防護柵を張り巡らしてからいっそう激しく顕著になった。植樹株は数年経っても根元に被害が出ているし根張りの弱い植栽株は抜き取られる事しばしばである。
 フイールドの刈り草を放置した部分や湿った部分は通年掘り起こされているし、水辺の畦や堤も例外ではない。小生は場外に持ち出すようにしているのだが、先日に助っ人して設えたビオトープの中堤が崩されてしまった。維持管理しているM氏は水際の除草に鍬で植生ごと畦に上げてしまう。そのまま積み上げるから腐植質の多い畦になり狙われる。それとなく伝えてはいるけれど年長者だし作業パターンもあるので防止には繋がっていかない。
 
  サツマイモ全滅      畦の掘り起こし被害