
目見当で広げたけれど何とか使用できた。しかしながら排砂作業の結果はと言うと「アウト」なのである。最初の第一バルブを開き泥水を排出したが、それで流出は終わり。第二第三とも結果は同じで吐水口からの流出は止まってしまった。もうポンプで集水升の吸水孔から強制送水して管内を清掃するしか手立てがなくなった。ポンプを所有するY氏にお願いせねばなるまい。
排砂作業を実施すると断水になるのは何時もの事で、これは送水管の張り巡らし方によるのだろうと推定している。隣沢から取水し沢筋をくだり、尾根の末端で送水する沢筋を上らせる。全長ほぼ1㎞なのに落差は3mしかないのだ。同じ落差3mでも流下するだけのラインとU字形で水を押し上げなければならない配管では送水抵抗は同じでないように思えるのだけれど…。


