トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

排砂作業

2015-08-28 | 水辺環境の保全
 集水升はオーバーフローしているのに吐水量は減少する一方だ。自然復旧は見込めないから排砂作業に出かけた。二つの菊ハンドルは軸の口径が同一なので大きいバルブはモンキースパナで開閉していたのだが、これが何とも面倒、そこで片方の口径を大きくして持参する。
 目見当で広げたけれど何とか使用できた。しかしながら排砂作業の結果はと言うと「アウト」なのである。最初の第一バルブを開き泥水を排出したが、それで流出は終わり。第二第三とも結果は同じで吐水口からの流出は止まってしまった。もうポンプで集水升の吸水孔から強制送水して管内を清掃するしか手立てがなくなった。ポンプを所有するY氏にお願いせねばなるまい。
 排砂作業を実施すると断水になるのは何時もの事で、これは送水管の張り巡らし方によるのだろうと推定している。隣沢から取水し沢筋をくだり、尾根の末端で送水する沢筋を上らせる。全長ほぼ1㎞なのに落差は3mしかないのだ。同じ落差3mでも流下するだけのラインとU字形で水を押し上げなければならない配管では送水抵抗は同じでないように思えるのだけれど…。
  第一      第二      第三 

山椒は小粒でも…

2015-08-28 | 小父のお隣さん
 車の後部にハナグモがいた。体調2mmほどの小ささで、なんで車のボデイに来たのかわからない。小さいながらもハナグモ特有の威嚇姿勢をとってケータイにポーズをとっている。小生自体、争う姿勢はないから1枚撮影してお引き取り願った。「鼻毛の先で吹き飛ばしけり」と言いたいのだが、小生、そんな器用さはない。口をすぼめて一息が必要だった。
 接写して鮮明に写るかと思ったけれど、バックが白ではコントラストも激しく「ケータイだね!」という出来上がりだ。
 ハナグモを初めて見た時はクモとは思えなかったが、この頃は威嚇姿勢がなんとも可愛く見える。