トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

レンゲの花一輪

2015-12-10 | 小父のお隣さん
 トンボ池の畦にレンゲが一輪だけ咲いた。株そのものはまだ小さく、ほとんど花の下部に隠れてしまっている。いわゆる「早咲き」と言うより「狂い咲き」に近いのだろうが、こういう場面に遭遇すると「採種し選別すれば冬咲きの品種が出来るかも…」と妄想してしまうのだ。
 咲かせても寄ってくる昆虫らは少ないだろうが多少の助けになるか知らんなどと白日夢に浸る。まあ、客観的に見れば、かような情景に助けられているのは小生自身なのだけれど、そこに触れないのが妄想なのだろう。
 「智恵子抄」は青春時代の追憶、今「蓮華抄」と駄洒落を思っても侘しさの迫る年齢になった。