トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

制水板、効果あった!

2015-12-13 | 水辺環境の保全
 上の池からの放流口、降雨出水すると容易にオーバーフローを保持している丸太の構造が崩れる事度々だった。ここが崩壊すると上の池の湛水能力が無くなってしまう。考えた末に水の落ち口に制水板を取り付けたのだが夏以来の降雨は大した量でなかったので効果の程は確かめられなかった。
 今回、12月としては思いがけない12時間降雨量が110mmを越え大量に出水したので様子を見に行った。効果は十分にあって浸食溝に積み上げた丸太は動いていなかった。やれやれ当座は安心だろう。もう一つの心配事は水源地の浸食で断水したかどうかだったが必要な水量を吐水していた。この送水安定にどれだけ苦労した事か。帯状疱疹で寝込んでしまったのは間違いなくこの作業が誘因なのだから思わずガッツポーズだ。9月下旬から現在まで断水せず吐水量を確保出来ているのは信じがたい結果でもある。
  散乱せず        制水板設置以前

ウスイロコノマチョウか?

2015-12-13 | 小父のお隣さん
 9日、最低気温4.9℃まで下がり最高気温は15℃に届かなかった。フイールドはこれより低いはずである。トンボ観察最終日が何日になるかとトンボ池に通う日々だがウスイロコノマチョウと思われる蝶に出会った。翅を開いた時に目玉模様がはっきり見えたし翅縁の突起も少ないからとウスイロコノマチョウかと思っただけで確証はいつも通り全くない。
 盛期に見かけるコノマチョウの仲間は林内や林縁の日陰で見る事が多く、日向に現れるとは思ってもいなかった。これも暖かさを求めての事なのだろう。小生等も社会的には日陰の立場だが、冬ともなればやはり日向に居るのが一番だ。