トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

沈泥池チョビッと拡幅

2017-05-03 | 水辺環境の保全
 沈泥池の浚渫を行わねばならない時期になった。同時進行で処理しなければならないのが幾つかあり集中できないのが難だけれど、体力的な負担から言えば少しは楽なのである。
 他方から見れば中途半端でやり残しバッカリ、郷里の方言で表せば「サッチョパライ」に相当するのだろうが、もう他人の視線や評価などどうでもよく「アリの一堀り」を続けることが何よりも肝要と思っている。

 今回、掘り除いた部分はエコトーンとしてのパーツだったのだが、カサスゲの侵出が激しく放ってはおけない状況もあって拡幅した。掘り取った土は上棚の堤のかさ上げに回した。

 掘り取り部分 ➡   掘り取り終了 ➡   かさ上げ部

*芭蕉翁黄泉路吟行

2017-05-03 | 温故痴新
           赤ら顔口もつれなし星の旗
                 あかあかと日は南面も秋の風

           憂き我を更に凹ます官公調
                 うき我をさびしがらせよかんこどり

           吐乱夫は万歳遅る生みの難 
                 やまざとはまんざい遅し梅花

           飽きちかし心の夜や余情恨
                 秋ちかき心の寄るや四畳半
 
           罪深き隣に塀をする人ぞ
                 秋深き隣は何をする人ぞ