
花の周囲には5mmほどの果実も出来ていたがテントウムシの幼虫も多く見られた。花を潰して香りを楽しんでいた視線の先に、そのカップルはいたのである。もう白昼堂々の大物ぶりで「テントウムシが躍り出て…」なんて歌の様に華奢ではなかった。
小生が遊んでいたから事務所の女性たちも二人ほど見に来たものの話題には出来ず、そのあと近くを通ったO氏に事を話し現場を見せてすっきりした。初めて見た光景でケータイのバイブのごとく揺するのだ。もう驚き…林太、困っちゃうー。
不肖、小生としては唖然茫然愕然当然自然、ただただ点頭するのみで、まあ、人生、意図せずとも見てはいけない事を見る事はあるのだなあ、が実感で、出歯亀ではない事を強調しつつ、故にバイパス伝いに遁走する必要も無いのであったが、多少のドギマギはあったのだ。