丑三つ時のトイレ起床、寝つきは問題ないはずなのに「玄米紛でカステラをつくれるか⁉」と高天原から天命が降臨したのが運の尽き。眠れるはずが寝付けないはずになってPCの前に鎮座した。しかしながらカステラには大量の砂糖が必要だと判って直ちに却下撤退する。玄米を原料とする以上、多少は健康志向を維持しなけらばならぬ。
そこであっさりとスイーツ系に改宗してレシピを眺めていたら「ライスミルク」なんて単語が飛び込んできた。何ぞや!何ぞや!と検索したら何の事は無い「重湯かぁ…」の顛末。正確には「重湯」では無く「お粥」でも無く、ご飯を粉砕した液体状のものなのだが「重湯」で何が悪い。所詮は米が原料のたかだか糊なのである。で、一安心一段落したのだが更にビビビッと降臨されたので結局は未明に起床した結果になってしまった。市販品があるとの記述で帰路スーパーに立ち寄り探したけれど店頭には無くて試飲は断念、自分で作るしかない!。
玄米粉でライスミルクから発展させヨーグルトと甘酒まで三種の容器で楽しみたいと欲望がふつふつと滾ってくる。こうなると自己規制が不可能で暴走が始まるのだ。真夏日になった午前はいつも通りフイールド作業を終え、午後からは日陰になった縁台で玄米の製粉から開始。今回の新機軸は乾煎りし香ばしさを付けた玄米粉を用いて作るレシピである。試作なのでそれぞれ1カップづつ、都合3カップをフライパンで乾煎りしてから挽き臼で製粉する。日陰とは言え真夏日の昼過ぎ、一番気温が高くなる時の挽き臼製粉であった。もう汗だくだく、二度とやらない。冷徹に観察すれば自己強迫性傾向が顕著なのだった。納得。
乾煎り ➡
製粉
玄米粉を炊いてから使おうとまず玄米1カップ分の重量で粉を用意し、炊飯する適量の水を足したのだが直ちに吸収され炊飯可能な状態には見えない。おこげになるか電気釜が発火するかの瀬戸際にも思えたから鍋で炊く事にした。しかし、ある程度の流動性が無ければ撹拌できないし、撹拌しなければ自然対流は発生しない状態では熱伝導が悪いから焦がすだけで終わる。結局、泡立て器で撹拌できる流動性まで戻すのに炊飯に要する水量の3倍はいれただろうか…。
玄米の時に焦がしているから沸騰させるまでも無くデンプンがアルファー化し殺菌の終わる85度まで温度を上げて終了した。出来た糊状の一部をカップに取り飲める液体状に薄めて飲んでみた。つまりは「焦がし香ばし玄米紛ミルク」なのだが香ばしさはあまり感じられない。半分はスポーツドリンクで薄め飲んでみたけれどジュースや強炭酸の方が美味しいだろうと推測する。まあ、個人的には何時でも飲める用意をしてまで飲みたい風味は感じられなかったものの、食欲が無い時や疲れた時、あるいは病人食等々、使い方によっては消化吸収しやすい優れたレシピが出来るだろう、が結論。
加熱 ➡
香ばし玄米ミルク
残った分を50度まで温度を下げてから乾燥糀と混合し発酵器へ50度10時間発酵でセットし翌朝、「香ばし玄米甘酒」出来上がりとなる。
飲んだ印象はともかく甘い。濃厚甘酒になっているから薄めないと糖分過多になってしまいかねない。気が付いたのは糀特有の香りが薄れたという事で、甘酒の糀臭さが嫌いと言う人でも飲めそうである。煎り焦がした風味は最後に味わえる感じだった。
➡
甘酒発酵終わり
ヨーグルト分は豆乳ヨーグルトを種菌として投入撹拌し食卓で朝まで放置。常温30度程度では発酵が進み難いし、ここは甘酒の発酵に発酵器を取られているから翌朝に発酵器へ入れて40度6時間の発酵を行うのだ。
翌朝、甘酒発酵容器と入れ替えて6時間の発酵にかける。午前中はフイールドで活動し帰宅した頃に出来上がっている寸法なのだ。出来上がり感は、甘酒もそうだけれど最初のモッチリ感のある原料より緩くなっているが食味は「やはり植物性!」の印象で豆乳ヨーグルトもそうなのだが「酸味」が無いのだ。酸味の無いヨーグルトなんて小生は美味しく感じない。
これをヨーグルト飲料として食す美味しさは無く、無難に「ライスミルク」として複合飲料にするしかないなあ、が心情だが野菜ジュースや強炭酸水などでブレンドする楽しみが控えておる。
三種のレシピ、結論としては「暑い最中に乾煎りし挽き臼製粉をし、ライスミルクとヨーグルト、甘酒まで作ってみた」けれど、何の事は無いご飯から作れば良いのだった。昔々、何の歌だったか「私には○○が無い云々」と歌った歌謡があったのを思い出したが、そう、私にはミキサーが無い、のだった。挽き臼鳴動米乳一杯、イチゴサッテモウシタモウシタ。
➡
ヨーグルト発酵終わり
そこであっさりとスイーツ系に改宗してレシピを眺めていたら「ライスミルク」なんて単語が飛び込んできた。何ぞや!何ぞや!と検索したら何の事は無い「重湯かぁ…」の顛末。正確には「重湯」では無く「お粥」でも無く、ご飯を粉砕した液体状のものなのだが「重湯」で何が悪い。所詮は米が原料のたかだか糊なのである。で、一安心一段落したのだが更にビビビッと降臨されたので結局は未明に起床した結果になってしまった。市販品があるとの記述で帰路スーパーに立ち寄り探したけれど店頭には無くて試飲は断念、自分で作るしかない!。
玄米粉でライスミルクから発展させヨーグルトと甘酒まで三種の容器で楽しみたいと欲望がふつふつと滾ってくる。こうなると自己規制が不可能で暴走が始まるのだ。真夏日になった午前はいつも通りフイールド作業を終え、午後からは日陰になった縁台で玄米の製粉から開始。今回の新機軸は乾煎りし香ばしさを付けた玄米粉を用いて作るレシピである。試作なのでそれぞれ1カップづつ、都合3カップをフライパンで乾煎りしてから挽き臼で製粉する。日陰とは言え真夏日の昼過ぎ、一番気温が高くなる時の挽き臼製粉であった。もう汗だくだく、二度とやらない。冷徹に観察すれば自己強迫性傾向が顕著なのだった。納得。
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玄米粉を炊いてから使おうとまず玄米1カップ分の重量で粉を用意し、炊飯する適量の水を足したのだが直ちに吸収され炊飯可能な状態には見えない。おこげになるか電気釜が発火するかの瀬戸際にも思えたから鍋で炊く事にした。しかし、ある程度の流動性が無ければ撹拌できないし、撹拌しなければ自然対流は発生しない状態では熱伝導が悪いから焦がすだけで終わる。結局、泡立て器で撹拌できる流動性まで戻すのに炊飯に要する水量の3倍はいれただろうか…。
玄米の時に焦がしているから沸騰させるまでも無くデンプンがアルファー化し殺菌の終わる85度まで温度を上げて終了した。出来た糊状の一部をカップに取り飲める液体状に薄めて飲んでみた。つまりは「焦がし香ばし玄米紛ミルク」なのだが香ばしさはあまり感じられない。半分はスポーツドリンクで薄め飲んでみたけれどジュースや強炭酸の方が美味しいだろうと推測する。まあ、個人的には何時でも飲める用意をしてまで飲みたい風味は感じられなかったものの、食欲が無い時や疲れた時、あるいは病人食等々、使い方によっては消化吸収しやすい優れたレシピが出来るだろう、が結論。
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残った分を50度まで温度を下げてから乾燥糀と混合し発酵器へ50度10時間発酵でセットし翌朝、「香ばし玄米甘酒」出来上がりとなる。
飲んだ印象はともかく甘い。濃厚甘酒になっているから薄めないと糖分過多になってしまいかねない。気が付いたのは糀特有の香りが薄れたという事で、甘酒の糀臭さが嫌いと言う人でも飲めそうである。煎り焦がした風味は最後に味わえる感じだった。
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ヨーグルト分は豆乳ヨーグルトを種菌として投入撹拌し食卓で朝まで放置。常温30度程度では発酵が進み難いし、ここは甘酒の発酵に発酵器を取られているから翌朝に発酵器へ入れて40度6時間の発酵を行うのだ。
翌朝、甘酒発酵容器と入れ替えて6時間の発酵にかける。午前中はフイールドで活動し帰宅した頃に出来上がっている寸法なのだ。出来上がり感は、甘酒もそうだけれど最初のモッチリ感のある原料より緩くなっているが食味は「やはり植物性!」の印象で豆乳ヨーグルトもそうなのだが「酸味」が無いのだ。酸味の無いヨーグルトなんて小生は美味しく感じない。
これをヨーグルト飲料として食す美味しさは無く、無難に「ライスミルク」として複合飲料にするしかないなあ、が心情だが野菜ジュースや強炭酸水などでブレンドする楽しみが控えておる。
三種のレシピ、結論としては「暑い最中に乾煎りし挽き臼製粉をし、ライスミルクとヨーグルト、甘酒まで作ってみた」けれど、何の事は無いご飯から作れば良いのだった。昔々、何の歌だったか「私には○○が無い云々」と歌った歌謡があったのを思い出したが、そう、私にはミキサーが無い、のだった。挽き臼鳴動米乳一杯、イチゴサッテモウシタモウシタ。
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