トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「オオアオイトトンボは日向に」

2021-09-09 | 小父のお隣さん
 9月に入って10日余り、その間に真夏日あり、10月下旬の気温ありで、何とも就寝時の衣服や掛け物をとっかえひっかえしなければならなかった。これもある意味異常気象なのだろう。
 肌寒さを感じるようになるとフイールドのトンボたちも日向で翅を休める姿を容易に見られるようになるものの、多くは常在種のシオカラトンボやオオシオカラトンボ、マユタテアカネなどだからあまり関心を持てない。

 ところが涼しくなると日向に姿を見せるのがオオアオイトトンボで、まだこの時期は全くの日向で翅を休める事は少ないものの木漏れ日のある草地では容易に視認できるのだ。暑い盛りはうす暗い林内や藪の中に入らないと姿を見られないものの、日向で見られるようになると「秋だなあ!冬も近くなった。」と感じさせるトンボの行動でもある。

突端部、ツバキの斜面刈り払い

2021-09-09 | 今日は真面目に
 会友のYさんが刈り払いに精を出してくれるので小生は大助かりなのだが基本、平坦部だけなので足場の悪い部分はどうしても担当しなければならない。欲を言えば「平坦部の刈り払いはせず人の踏み入れない斜面や辺縁部のみ」刈り払ってもらうのが嬉しいけれど贅沢すぎる願望でもあろうか。
 平坦部は日当たりも良く環境植生として播種したり移植したり保護したりしている部分もあって、それを全て伝えて選択的刈り払いは不可能なのだ。好意から気を利かして刈り払ってくれる気持ちは分かるけれど、全草刈り払いされると一瞬にして動植物が消える。この事象は理解してもらうのが難しい。

 そんな事から今回の現場も小生の出番なのだが刈り払う最強の相手はネザサなのである。既にシュートを腰の高さまで伸ばし地表では日陰であっても株立ちで伸びあがる機会を待っているのが一面にある。フイールドとするまではネザサの藪だったのだから致し方ないのだ。この椿、植樹したくても資金が無い当時、無料で持ち出しOKとしてくれた種苗試験場からの苗木だったから植樹する樹種としては外れの場所に植えたのであった。

 順調に刈り払いが進んでいると思った矢先、右手甲に激痛、直後にスズメバチの群れに襲われ散々な刈り払いだった。ヘルメットにフエースガード装着での作業だったから顔面、頭部の被害はなかったのだと言って良いだろう。刺されて数日は握る事も不如意で、そういう作業は回避していた結果でも、テニス肘と言おうか腱鞘炎と言って良いのか分からない腕の痛みには休養日にはならんかった。
 腫れが退いて刺し痕が数ミリのしこりとなって残っている時、よく観察すれば隣接して太い血管が走っている際である。間一髪の距離なので血管に直接蜂毒を注入されたらどうなっていたのだろうかと妄想してしまう。まあ、とにもかくにも事なきを得たのだった。油断大敵・蜂用心!。

  ➡       ツバキ下枝も落とし見通しも良くした