トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「なんでかぁ!産卵」

2021-09-18 | 小父のお隣さん
 「無駄な産卵!」としか思えない産卵を観る時がある。今回はマユタテアカネのカップルなのだが林道の苔の上で産卵していた。このほかにもメスだけで空中産卵していく種がいるのだが「湿っていさえすれば良い」と思っているような、何ともまあ大仰な産卵をしていく。
 「駄目じゃあないの!」とかなんとかおっしゃって、卵を拾い集める訳にもならず、眺めているだけの小生なのだ。まあ、このような無駄になる産卵があったとしても大勢には影響がないのだろうと思いたい。種類によっては落ち葉の下で幼虫時代を過ごすタイプもあるとか聞くので進化論に従えば「湿った苔でもヤゴは生息できる」新しい家系なのかもしれない、などと妄想してストレス緩和策を採ったりするものの、これって自己欺瞞に類するのだろうか…。まあ、どうでも良い事ではある。
 しかしまあ、首根っこを挟まれて阿吽の呼吸で連結飛行できるなんて、ホント、仲の良いこっちゃ。これは余計なお世話と言うものだろうねぇ。

           

今日のエッ!品「玄米乳ヨーグル蘇のカステラ」

2021-09-18 | 何よりの楽しみ
 悔しい、どうしても悔しい。たかだかメレンゲが、泡立てが辛いなんて人生も「あんまり」だぁ!。捲土重来と言うほどの誇大はしないが「雨降りお憑きさん」では爺は蟄居状態なのであった。そこで残っている「香ばし玄米ミルクヨーグルト」を材料に再びカステラに挑戦した。しかし右腕がテニス肘症状なので泡立てには非力だ。そこで電動ドリルに装着する事で泣き所をカバーしてみた。もとより泡立て専用機を購入するほどの事も無く間に合えば良いのだから40年も使ってきた泡立て器の柄を削り電動ドリルで咥えられるようにしたのだ。試運転は快調で、後は心置きなく前進である!。

 材料の玄米紛乳ヨーグルトは緩々なので水分を少なくする必要があった。そこでホットプレートで煮詰めてヨーグル蘇に仕上げた。作る過程で粉末状では無いのでメレンゲと混合する際、ヘラでは用をなさず「使わない」段階なのだが電動泡立て器を使い均一にする。これで上手くいったメレンゲの泡を潰してしまったはずである。
 ➡  ヨーグル蘇 ➡  材料 ➡   電動の威力は絶大

 前回はクッキーの空き缶を型に使ったがアルミのバットがあるのを思い出して使ってみる。深型なのだが膨張はそれほどでもなかったから浅い型で十分だった。
 思っていたほどの膨らみは無く、焼き色も前回は180度だったのを今回は160度のレシピだったから色目は薄く焼けた。風味は「やっぱりカステラ!」で美味しい。今回もザラメ無しなのだが別に無くても構わない材料でもある。玄米を石臼製粉してから植物性ヨーグルトを種菌に玄米ミルクヨーグルトに加工、更に煮詰めてヨーグル蘇にした上でカステラの材料にした結果なのかどうか「咀嚼すると溶けてしまう」食感になった。これは市販のカステラにも無い食感で玄米が原料とは気づかれない風味と触感の「エッ!品」となったのである。我が妄想と現実が「H」、いいえ一致したのは久しぶりのヒットである。
 困難辛苦、呻吟深夜、ようやく「悔しいですぅ!」から晴れて解放されたのだ。ちなみにだが我が天頂は年中開放されておる。メレン毛に苦労したが天頂には外連毛も無い。ハレルヤ!。
 型に流す  ➡   焼き上がり  ➡   試食「結構でございました!」