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それはともかく家で出来る事と言ったら台所で遊ぶ事ぐらいしか思い浮かばず、冷蔵庫にあった茹で栗を半分割にして中身をスプーンで取り出した。重量は丁度300g。これで栗100%のクッキーを焼いてみる事にしたのだ。もとより参考にするレシピも見当たらず「当たらずとも遠からず」「50歩100歩」「目糞鼻糞」の類、数学や化学の始末ではあるまいに、適当と言うよりテキトーに済ます事にした。ご進物やご馳走するわけでも無い遊びなのであるからしてレシピは以下の通り。
栗 300g(フードプロセッサーで粉砕した)
バター 40g
砂糖 40g
卵 1個
フードプロセッサーを出したのでバター、砂糖、卵はこれで撹拌混合し、この中にクリ粉末を入れながらヘラで切り裂くように混ぜ込んだ。薄力粉300g相当のクッキーに比較すればバターも砂糖も半減以下になっているが、これは素材の栗の味を生かしたいからに他ならない。一方で栗が300gと多いので固くなりすぎるかと卵を1個増やしたのだが、これが緩くなる原因になってしまった。こういうところに経験値の薄さが顕在化する。
型抜きクッキー仕立てのつもりだったものの型抜きには無理な緩さなので紙カップに入れて焼いた。焼き時間は170度で18分。焦げ目は淡いが中まで火は通っている。
焼き上がりに試食。ホロッと崩れてバターも砂糖も控えた結果、栗の風味が口中にある。「これは美味しい!」と思ったけれど、栗拾いは既にしなくなった小生、今回の栗はYさんが譲ってくれた栗なのである。美味しいけれど次は無いかも・・・。まあ、作れば満足する「雨降りお憑きさん」なのだから一期一会が妥当だろう。
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